2000年F1マイカー観戦記


 セクター2 金曜日編

 金曜日の朝は7時半ごろに起床。 車の中では眠れないかと心配したが、そういったこともなく、ぐっすりと寝ることができた。
 車から出て常設オフ会場にいる方々に挨拶をした後、前日にコンビニで朝食用に買っておいたおにぎりを食べる。 サーキット正面入り口に続く味の道前の通路に目をやると多くの人々がサーキットへ向かって歩いていく。 この様子を見ていると「いよいよ今日からレースが始まるんだな…」と興奮のレベルも上がってくる。

 朝食を取った後、サーキットへ向かう準備をする。 カバンの中にカメラ、フラッグ固定用のヒモとハサミを詰め込み、メルセデスの旗とフィンランド国旗、チケットの入ったパスケースを用意。  
 準備が一段落して常設オフ会場にいる人達と話でもしようと思い、車のドアを閉めたとき、私はF1観戦期間中最大の失敗をしてしまった…  それは鍵の閉じ込み! 気づいたときにはすでに時遅しの状態。 しかも、携帯電話もいっしょに車の中に置き去りにしてしまったので状況はさらに悪い。 このままではフリー走行1回目が始まってしまうので、公衆電話のある正面入り口前までダッシュで向かう。
 幸いにも電話ボックスが空いていたのですぐにJAFへ連絡をとる。 すると、到着までに1時間ぐらいかかり、自分の車の近くではなく、駐車場入り口(1番ゲート)で待っていてくれとの返事が… 
 到着まで1時間だって? 私が車を止めていた場所は1番ゲートからかなり離れた場所だし、車の到着までに1時間は待つとなるとフリー走行開始時間までにスタンドに到着できるかは微妙な状態になってくる。 レース初日からイキナリとんでもないドジをやらかしてしまったと思いながら車の置いてある常設オフ会場近くに戻る。 常設オフ会場には赤理さんがいたので状況を話す。 すると、赤理さんが近くにいたサーキット職員の方に事情を説明してくれて、職員の方から「駐車場の中までJAFの車に入ってきてもらっていいですよ」との返事が。 やった! これで車から遠く離れた1番ゲートで待たなくてもOKだ〜(^^) 赤理さんとサーキット職員の方々には感謝してもしきれません! 駐車場の中まで車が入ってきてもOKなことをJAFに伝えるためにもう一度、正面ゲートの電話ボックスへ向かった。
 1回目の電話をして1時間弱たってJAFの車が到着。 鍵開けの作業はわずか1分ほどで終了、あとの手続きの方が時間がかかったくらいだった。 

 鍵の取り出し作業も終わったので、準備の残りをささっと済ませてスタンドへと向かう。 JAFの車が思ったよりも早く来てくれたのでフリー走行1回目の開始時間にも何とか間に合った。 応援用のフィンランド国旗を固定して自分の席につく。 ちょうどコントロールラインのあたりでマクラーレンやフェラーリのピットの様子も見ることができてなかなかのポジションだった。
 11時、いよいよフリー走行1回目が開始。 1年ぶりに見るサーキットを走るマシンの姿と耳にするエキゾーストノート。 やはり生の迫力はTV中継の比ではない。(ジャガーのマシンは日光を反射していてとても綺麗!) 
 フリー走行1回目のトップタイムはシューマッハ。 何としてでもここで勝ってタイトルを決めてやろうという気迫が走りにも見えた。 2位は0.4秒差でハッキネン。 ハッキネンファンの私としては彼に何としでもここで勝ってもらって最終戦に望みを繋げて欲しいところだ。

 1回目と2回目のフリー走行の間にある1時間のインターバルに買い物を済ませ、売店で買った焼きそばを食べながら2回目のフリー走行を観戦。 ハッキネンがトップタイムをマークするのを祈っていたが、トップタイムは1回目と同じシューマッハで、ハッキネンとのタイム差を0.6もつけた。
 シューマッハとのタイム差0.6秒。 こんなにタイム差があるなんて… 私はハッキネンがセッティングをいろいろ試しているだけで、本気で攻めてるわけではないと思いたかった。
 0.6も差がついてしまったことで気が重かったが、合同パーティーの集合時間が4時なのであまり時間をつぶすこともできないので、ポールに固定してあったフィンランド国旗を手早くはずして常設オフ会場に戻ることにした。
 常設オフ会場に戻る途中、グランドスタンド前の広場でフランスのTV局TF1にフィンランド国旗を担いでいるところを撮られた。 今年はフェラーリファンの割合が高く、フィンランド国旗を持つ人が少ないから撮ったのだろうか? あまり目立つような格好していなかったんだけどなぁ…(・・;)(当時の服装はハッキネンTシャツにWESTのジャンパー、ケンウッドのキャップ)
 
 常設オフ会場に戻ると何かいつもと雰囲気が違った。 聞いてみると鳥取方面で地震があったらしく、鈴鹿も揺れたらしい。 地震があったのは1時半頃で、ちょうど2回目のフリー走行の最中だった。 その頃、私はスタンドで観戦していたが全く地震には気づかなかった。
  鈴鹿に来ている人たちの中には震源地近くに住んでいる人もいたのでパーティーの集合時間の4時までずっとラジオで情報を収集していた。(誰も大きな被害がなかったので安心)

 午後4時。 常設オフ会場がパーティーの集合場所だったので、他の参加者の方々と一緒に会場(白子駅近くのドミニク・ドゥーセの店)に向かう為、白子駅行きバスの乗り場へと向かう。 金曜日なので本数は少なかったので待たされたが、待ち時間は大したことなく白子駅行きバスに乗ることができた。 
 白子駅前でバスを降り、ちょっと歩いてパーティー会場のドミニク・ドゥーセの店に到着。  思っていた以上に綺麗なお店だったのでびっくりした。
  午後6時、合同パーティースタート。 おいしいパンやサラダを食べながら楽しいおしゃべり。 ゲストには光貞選手や影山兄弟といった プロのドライバーも来て大満足のパーティーだった。 
 
 8時過ぎ、パーティーも終わったので内田さん、みゅうさん、mi-usagiさんと一緒にタクシーでサーキットに帰った。 途中、ドライバーがサーキット入りするときに通るゲートの前を通過したのだが、まだ多くの人達が関係者が出てくるのを待っていた。 こんな時間まで待っているなんて…私にはできませんね(・・;)

 常設オフ会場に戻ってくると、パーティーに行かなかった方からとんでもない情報が入ってきた。 何とハッキネンが監督のロン・デニスやイリヤ夫人と一緒に味の街に食事をしにやって来たというのだ! もうちょっと早く帰ってきていたらハッキネンの姿を拝めたのに… それにパーティーに行ったときもハッキネン応援ルックだったのでもしかしたら彼がこの姿を見ていたらサインをくれたかもしれないし… ああっ、なんてこった(泣)
 このままおしゃべりを続けているとクアガーデンが閉まってしまうので、10時過ぎにクアガーデンに向かってお風呂タイム。 そして11時半過ぎには寝てしまった。

 明日は予選。 日曜のスターティンググリッドが決まる。 がんばれハッキネン!明日こそは逆襲だ〜!   

 
 〜土曜日編にGO!〜