File AS3−2

 「波乱の歓迎会 後編」

 「はぁ、事故渋滞につかまるんなんてツイてない… これじゃあ余裕を持って家を出た意味が無いじゃないか。」
 亮介は歓迎会の会場となる料理店に向けて愛車のインテグラタイプRを走らせていた。 待ち合わせ時間には間に合うように家を出たのだが、途中で予想外の事故渋滞に捕まってしまい、間に合うかどうか微妙な状況になってしまっていた。 せっかく夏美達が自分の歓迎会を開いてくれるというのに、遅刻となったらシャレにならない。 激怒している夏実の姿が目に浮かび、背筋がゾッとした。
 「遅刻だけは何としても避けたいんだ… 動いてくれよぉ〜!」
 彼の切実な願いが天に通じたのか、渋滞の列が動き出した。
 「よし、列が動き出した! この時間なら何とか間に合いそうだ。 飛ばすぞ! でも、警察官が速度違反で捕まるなんて記事になったらヤバイから捕まらない程度にだけど。」
 亮介は会場に向かって愛車のアクセルを再び踏み込むのだった。

 その頃、会場では一足先に着いていた夏実達が入り口で亮介が来るのを待っていた。
 「有栖川君来ないなぁ…  彼、時間を間違えてるなんてことはないよね…」
 「まさかぁ、あの真面目な有栖川が辻本みたいなことする訳…うがっ!」
 「中嶋君、一言余分!」
 中嶋は夏実のゲンコツをくらってダウンしてしまった。
 「中嶋君、大丈夫? 夏実、有栖川君にちゃんと待ち合わせの時間を教えたんでしょ?」
 中嶋の介抱をしながら美幸が言う。
 「うん…」
 「それなら大丈夫。 待ち合わせの時間にはまだ20分ぐらいあるし… 私達がちょっと早く来すぎたぐらいなんだから。 もうちょっとしたら来るわよ。」
 美幸に諭され、自分が歓迎会を提案した人間だったこともあり、変に神経質になっていたかも知れないと夏実は思った。
 美幸の言ったとおり、それからしばらくして亮介がやって来た。 時間にはギリギリだったが間に合ってはいる。
 「皆さん、ギリギリになってすいません。 ここに来る途中で事故渋滞につかまっちゃって… 」
 皆に謝る亮介。 その時、彼の視界に頭にたんこぶをつくった中嶋の姿が目に入った。
 「辻本さん、中嶋さんどうしたんですか? 頭にたんこぶなんかつくっちゃって…」
 「あっ、あれね… 駐車場にバイクを止めてここに来る途中でつまずいて転んで頭うっちゃったのよ。」
 「そうだったんですか。 かなり痛そうだけど、中嶋さん大丈夫かなぁ?」
 「さっき本人が大丈夫って言ってたから大したこと無いわよ。 さっ、有栖川君、お店の中へ行きましょ!」
 「あ、はい…」
 夏実は亮介の手を掴むと店の中へ入っていった。
 (さすがに私が中嶋君にゲンコツしたからできたたんこぶですなんて言えないもんね…)
 心の中でポツリと呟く夏実だった。
 
 夏実達が店の中に入ると奥の予約席に通された。 ちょうどその席は小さな部屋仕立てになっていてカウンター席とは壁を隔てているので、ちょっと騒いでも問題無い作りとなっている。葵 、夏実、亮介、そして、頼子、中嶋、美幸がテーブルを挟んで座った。
 亮介の簡単な挨拶の後、皆で乾杯。 乗せてもらってきている夏実、頼子はビールだが、美幸、中嶋、亮介、葵は車やバイクで会場に来ている為、ウーロン茶やジュースといったノンアルコール系のドリンクだ。
 「有栖川君、捜査一課に転属になってもうじき1ヶ月になるけど、どう?所轄の仕事には慣れました?」
 向い側に座っていた美幸が話しかけてくる。
 「僕はまだまだですよ… 毎日徳野さんに怒られてばかりです。」
 「有栖川君ったら謙遜しちゃって〜! 徳野さん言ってたわよ。 あいつはまだヒヨッコだが、経験を積めば一課を任せられる人間になるって…」
 「辻本さん、そんなことないですよ…もうっ!」
 夏実の言葉に亮介は照れている。
 「ふむふむ… 捜査一課内の評価もかなり高いみたいね… 将来の捜査一課長となれば女性署員の好感度ランキングもさらに上昇間違い無しだわ。」
 メモを取っている頼子のメガネがキラリと光った。
 「どうしたんです二階堂さん? メモなんか取っちゃって…」
 皆が飲んだり食べたりしているのに頼子1人だけがメモを取っている… 亮介がおかしいと思うのも当然だった。
 「何って有栖川君のデータ収集に決まってるじゃない! 正式に墨東署の一員になったんだから改めてデータを集め直さなくちゃね!」
 「はぁ?」
 亮介は呆気にとられた。
 「と言う訳で将来の捜査一課長さんに質問させてもらうわ! 生年月日に身長体重、学歴はわかっているからいいとして… 好きな服のブランドは何? あと、好きな女性のタイプは?」 
 「ちょ、ちょっと二階堂さん〜!」
 頼子の怒涛の質問攻めに亮介がパニック寸前になりかけたその時、亮介のシャツの胸ポケットから電子音が鳴り響いた。
 「すいません、電話が入ったみたいなんで…」
 頼子から開放されてラッキーと思いながら、亮介は部屋の隅に移動すると胸ポケットから携帯電話を取り出して小声で話し始めた。
 (はい有栖川です… あっ徳野さん、どうかしたんですか? えっ、向島で強盗? 分かりました、すぐに署の方へ向かいます。)
 電話を切ると、亮介は夏実達の方を向いてこう言った。
 「せっかく僕の歓迎会を開いてくれたのに申し訳ないのですが、僕、今から署の方へ行かないといけなくなってしまったんです…」
 
 自分の歓迎会を開いてくれたのに途中で抜けることになってしまい、皆にすまないと思っている亮介に対し、夏実達は、
 「捜査一課は凶悪事件といつも隣り合わせだから私達以上にいつ呼び出しが来るか分からないもんね。 仕方ないわよ。」
 「早く行かないと徳野さんに怒鳴られるぞ!」
 「私達のことはお気になさらずに…」
 「署への到着が遅れたら好感度が落ちちゃうわよ!」
 「行ってらっしゃい、有栖川君!」 
 と、言うのだった。
 「途中で抜けることになって本当にすいません。 この埋め合わせはいつかしますから… じゃ、行ってきます!」
 亮介は頭をペコリと下げると店を出て行った。

 「ねぇみんな、これからどうする? 有栖川君帰っちゃったし…」
 夏実がつい先ほどまで亮介が座っていた場所を見ながら言う。 亮介が帰ってしまった今、彼がいない状態で歓迎会の続きをする訳にもいかない。
 「このまま帰っちゃったら料理とか勿体無いしね…」
 「うーん、参ったなぁ…」
 「みなさん、こんなのはどうでしょう?」
 皆でどうするか悩んでいた時、葵の頭の中で1つの案がひらめいた。
 「有栖川さんの歓迎会の続きはできませんが、第2部として交通課の新年会にしませんか? 今年は年末年始の取り締まりが忙しかったので、新年会ができないままでしたし…」
 「葵ちゃん、ナイスアイディア!」
 「葵ちゃん、さすが〜!」
 「おっ、いいね〜!」
 美幸、頼子、中嶋は葵の提案に賛成している。 夏実も葵の意見に異論は無かったので提案通りに交通課の新年会として仕切りなおしすることにした。
 「じゃ、第2部、墨東署交通課新年会としてリスタートしますか!」
 皆がグラスに飲み物を注ぎ、2回目の乾杯をしようとしたそのとき、
 「あの〜すいません、皆様の中に小早川美幸様はいらっしゃいますでしょうか?」
 店員が夏実達の席にやって来た。
 「あ、はい、小早川は私ですが…何か?」
 美幸が応えると店員は彼女宛てに電話が入っていることを告げた。 
 「分かりました。 ごめん夏実、ちょっと電話に出てくるわね。」
 美幸は店員に連れられて電話のある場所へ行ってしまった。
 「有栖川君が呼び出しで帰ってその後に電話がかかってきた…ってことはまさか?」
 夏実は嫌な予感がした。 たいていこういう場合の嫌な予感というのは当たりやすいもの。 数分後、戻ってきた美幸が言った言葉は夏実の予想通りだった。
 「課長からの電話だったんだけど、全員署に来てくれですって…」

 夏実達が交通課に戻ってくると課長が事件の詳細を話した。
 「せっかくの非番だったのにすまんなぁ。 実は、ここ最近墨東署及び周辺の所轄内で起こっている閉店間際の宝石店を狙った連続強盗と思われる事件が発生した。 これ以上被害を増やさない為にも今回で必ず逮捕するということで墨東署管内に大規模な検問網を張ることになり、交通課も検問の応援に出ることとなった。 犯人は20代後半から30代半ばと思われる2人組の男で赤色のスープラに乗って逃走。 特徴はスープラの左後輪のカバー部分にかなり大きな擦り傷があるそうだ。」
 「せっかくの有栖川君の歓迎会を打ち切る原因となった強盗犯! 絶対に捕まえてやるんだから!」
 強盗犯に怒りを隠せない夏実の様子を見て課長もちょっと引き気味になる。
 「今日の辻本はいつも以上に気合が入っとるなぁ… オレからの伝達事項は以上だ。 みんな、各検問ポイントに向かってくれ!」
 「はい!」
 皆がオフィスを出て行く。 美幸もトゥデイが置いてあるガレージに向かおうとしたとき、課長が声をかけた。
 「小早川…」
 「何です?課長?」
 「辻本の気合がかなり入ってるみたいだから、あいつが暴走せんよう頼むぞ。」
 「はい、分かりました…」
 課長はもし、犯人と遭遇したら夏実が暴走しないか心配なのであった。

 「連続宝石店強盗め… このミニパト同心、辻本夏実が成敗してくれる〜!」
 夏実の怒りはトゥデイに乗ってからも収まることはなかった。 指を鳴らしながら完全に怒りモードの最高レベルに突入している。
 「夏実、少しは落ちついて…」
 「これが落ちつけますかって! あいつらのせいで有栖川君が帰っちゃって歓迎会は打ち切りになっちゃうし、課長からの呼び出しでまだ出されていなかった船盛りのお刺身とカニを食べ損なったのよ! 私を怒らせたヤツがどんな末路を辿るか思い知らせてやるんだから!」
 美幸がなだめようとするが、全く効果なし。 課長に夏実が暴走しないよう頼むぞと言われたが、押さえることができるかどうか美幸は心配になってきた。 2人がこんなやり取りをしながらもトゥデイは検問ポイントへ向かっていた。 あと5分ほどで到着するところまで来たその時、
 「きゃーっ!」
 「うわーっ!」
 信号の無い交差点で車が急に飛び出してきたのだ。 美幸がとっさにブレーキを踏んだおかげで衝突は逃れたが、相手は謝ることも一切せず、車の向きを変えると猛スピードで走り去ってしまった。
 「何よ今の車!危ないじゃない!」
 ただでさえ怒りモードの最高レベルだったのに、今の暴走車のおかげで夏実はマジ切れ寸前である。
 「あちら側に一時停止の標識があったから完全に一時停止違反ね。 検問ポイントに向かう前に捕まえないと…」
 車が走り去っていった方向をを見ながら呟く美幸。 このとき、あることが彼女の頭の中をよぎった。
 「ねぇ夏実、今の車ってスープラじゃなかった?
 「うん、赤色のスープラだった。 そういえば左後輪のカバー部分に大きな傷があったような…ってまさか!」
 「そのまさかよ!」
 トゥデイにぶつかりかけた車は連続宝石店強盗が乗った車だったのだ。
 「夏実、無線で応援要請入れて!」
 「分かってる! こちら墨東4号、ただ今容疑車両と遭遇、犯人は首都高速向島線高架下道路を両国方面に向かって逃走、至急応援願います!」
 無線で応援要請をする夏実。 そして美幸は犯人を追跡すべく、トゥデイのアクセルを踏み込んだ。
 「飛ばすわよ〜!」

 美幸が全速力で飛ばすトゥデイは間もなく犯人のスープラに追いついた。 夏実がマイクで停車するよう呼びかけるが当然ながら止まらない。
 「もーっ、止まれって言ってるんだから止まりなさいよ〜!」 
 「止まれって言っても素直に止まってくれる犯人なんていないわよ夏実。 それにしても、あのスープラ、かなりチューンしてあるみたいね。 運転している人間のテクニックも相当なものだし… 犯罪に使うなんて勿体無さ過ぎるわ。」
 マイクに八つ当たりしている夏実をたしなめながら、美幸は自分と互角に渡り合う犯人を評価していた。
 「美幸、車の評価は後回し! このままだと逃げ切られちゃう〜!」
 「分かってる! 使わなくても大丈夫かなとは思ったけど… 仕方ない、あれを使いますか…」
 スープラとトゥデイはテイルトゥノーズの状態が続いていたが、自力に勝るスープラが僅かずつながら差を広げ始めた。 このままでは夏実の言う通り逃げられてしまう。 美幸はニトロのスイッチを押した。
 「ニトロオン!」
 
 ギューン!
 トゥデイは急加速すると犯人のスープラを追い抜いた。 美幸は追いぬいて少し距離を置いたところでトゥデイをハーフスピンさせて道路の真ん中に止め、進路を遮った。 進路を絶たれた犯人はスープラを急停止させ、車から降りると宝石の入った袋を持って逃げ出した。
 「ふふっ、このまま走って逃げられると思って? この間完成したばかりの特製トリモチ弾を実戦デビューさせる時が来たわね。 これを犯人の足元に目掛けて撃てば確実に確保できるんだから。
 不敵な笑みを浮かべながら特製トリモチ弾を詰めたモデルガンを持ってトゥデイを降りようとした美幸だったが…
 「逃がすか〜っ!」
 一足先に夏実がトゥデイから降りて犯人達を追いかけていた。 歓迎会打ち切り、そして船盛りの刺身とカニを食べ損なう原因となった犯人達を目の前にして夏実は完全にマジ切れ状態。 犯人の1人に向かって猛ダッシュすると必殺のラリアットが炸裂、犯人Aはダウンしてしまった。 
 「ひーっ!」
 自分の相棒が夏実にKOされるところを目撃してしまった犯人B。 持っていた宝石の入った袋を投げ捨てて何としてでも逃げ切ろうとしたが、すぐに夏実に捕まってしまった。
 「私を怒らせたらどうなるか、思い知らせてあげる…」
 「お許しを〜!」
 犯人Bの断末魔の叫びが夜空に響いた。
 (課長に言われたのに夏実の暴走を止められなかった… どうしよう…)
 そう思いながら美幸は無線のスイッチを入れた。
 「こちら墨東4号、犯人2名を確保しました…」

 美幸が無線を入れてしばらくした後、応援のメンバー、犯行現場にいた亮介、徳野がやってきた。
 「小早川さん、犯人は?」
 「あっ、有栖川君。 犯人ね…彼らはあそこ。」
 亮介の問いに対して美幸が指差した先には夏実と彼女にKO された2人の犯人の姿が…
 「辻本さん、大暴れしましたね…」
 「課長に夏実を暴走させないようにって言われていたんだけど、私が止めるよりも夏実の行動の方が早くって…」
 亮介が犯人たちに手錠をかけようとした時
 「刑事さん、あの婦警怖いよ〜!」
 と、犯人Bが泣きついてきた。 犯人Bの言葉に対し、夏実は
 「歓迎会打ち切りと食べ物の恨みは恐ろしいんだから!」
 と切り返した。 
 「彼女は墨東署でも随一のパワーの持ち主なんだ。 彼女を怒らせてしまったお前達も不運だったな。」
 「有栖川君、何か言った?」
 「いっ、いえ…何も。 さ、宝石店強盗に関しての詳しいことは署でじっくり聞かせてもらおうか。」
 夏実にKOされてしまった犯人達にちょっとだけ同情しながらも手錠をかけて連行して行く亮介。 心の中では、
 (辻本さんはやっぱり怒らせたくない人ナンバー1だよなぁ)
 と思うのだった。

 
 犯人達を署に連行した後、亮介は捜査一課のオフィスで事件に関する書類を書いていた。 犯人の取調べは徳野と当直だった刑事が行っている。 亮介はこの日非番だったので徳野に書類を書き終えたら帰ってもいいと言われていた。
 「徳野さんの机に書類も置いたことだし、帰るか…。 今日は歓迎会に出てる最中に呼び出しがかかったりといろいろあったもんな。」
 徳野の机に書類を置き、帰ろうとしたそのとき、捜査一課のオフィスに夏実がやって来た。
 「有栖川君、時間あるかなぁ?」
 「えぇ、今からマンションに戻るところでしたから時間はありますけど…」
 「じゃ、私についてきて!」
 「はぁ…」
 夏実は亮介を休憩室の前まで連れてきた。
 「辻本さん、僕を休憩室まで連れてきてどうするんです?」
 「それは休憩室に入ってのお楽しみ! さぁ入った入った!」
 何故自分を呼び出したのか聞いても夏実は語ろうとしない。 亮介は彼女の言うままに休憩室に入ることにした。
 パーン! パーン!
 「な、何だぁ〜?」
 休憩室に入ったとたん、炸裂した音に驚く亮介。 周りを見渡してみると美幸、頼子、葵、中嶋がクラッカーを持って立っていた。 音の正体は4人が持っていたクラッカーだったのだ。
 「有栖川君、驚いた〜?」
 「入ったとたんにクラッカーを鳴らされるなんて聞いていませんから驚くのは当然ですよ! 辻本さん、これは一体…?」
 突然のクラッカーに驚いている亮介に対して夏実は答えた。
 「有栖川君の歓迎会第2部なので〜す!」
 「有栖川君、呼び出しですぐに帰っちゃったでしょ。 あれで歓迎会を終わりにするのは勿体無いと思って、有栖川君と徳野さんが犯人を連行していった後に頼子と葵ちゃんに頼んで署に帰る途中に色々買ってきてもらったの。」
 夏実に続いて美幸が事情を説明した。 彼女の言った通り、奥のテーブルにはお菓子やジュースの類が置かれてある。
 「突発的に考えたことだし、場所が署内だから大したことは出来ないけどね…」
 頼子は署内で行うので大々的に出来ないのがちょっと残念そうだ。
 「お話はこれぐらいにして、歓迎会の第2部をはじめましょ! ささっ、有栖川君もコップ持って!」
 夏実はそういうと亮介にジュースの入った紙コップを手渡した。
 「あっ、はい…」
 このとき、亮介は思った。 自分1人の為だけにここまで盛大に歓迎会を開いてくれて本当にありがとうと…
 
 「有栖川君の捜査一課での活躍を祈って… かんぱーい!」
 
 署内での亮介の歓迎会第2部は夜遅くまで続いた。 次の日、夏実、美幸、頼子、葵、中嶋、亮介が睡眠不足だったのは言うまでもない(笑)

 

 〜End〜


 画:鈴羅木かりん様(挿絵を描いて頂き有難うございます〜m(__)m)