奥飛騨 秋景


奥飛騨に紅黄葉を求めて彷徨ってきました、特に紅葉に初冠雪が狙いです






「秋の渓谷」

高山市奥飛騨温泉郷中尾新穂高の北アルプス大橋から見下ろした峡谷の黄葉








 「黄葉の錫杖岳」

新穂高を代表する岩峰、いつみても良いなー・・・冠雪していたらもっとGOOだけど

. 錫杖岳(しゃくじょうだけ)は、岐阜県にある飛騨山脈にある標高2,168mの山。
槍ヶ岳と双六岳を結ぶ主稜線上の樅沢岳から南西方向に笠ヶ岳に続く稜線の延長上にある。 僧侶が持つ錫杖の頭の部分が山体に似ている








 「錫杖岳」

車からきれいに見えたので降車して撮ってみました








 「奥飛騨黄葉」

新穂高から山之村の黄葉を愛でに・・・陽光のコントラストが実に艶やかでした









 「黄葉最盛期」

実際目の当たりにするとスケールも大きく、もっともっと艶やかに見えますよ
ここに来るもう一つの目的は、野生動物に出会えないかと言う期待です。 残念ながら熊は出没しませんでした








 「枯れ葉」

標高の高い所では紅葉も終わり木々は冬支度









 「眩 光」

眩しいほどに輝く黄葉








 「離村の里」

住む人もいなくなった山之村・伊西の廃墟・・・この景色に出会うたび空虚な寂しさに包まれる
いつかは積雪の重みと経年劣化で崩れ落ち、跡形もなくなるでしょう。 ここ奥飛騨・山之村では珍しくない光景です








 「秋 流」

奥飛騨の秘境、名もない小川です。 ここに写真を撮りに来る人など皆無です
秘密の撮影ポイントと言ってもいいのですが、熊に気を使いながらの撮影となります。 ここでは見た事がありませんが








 「雨霧立ち込む」

早朝より小雨が降り続いていたのですが、それも止んで霧が立ち込めました
待ち望んだ光景です。 雨がやんで晴れてきそうなので霧もすぐに消えてしまいます・・・大慌てで撮影









 「絶景ーかな! 絶景ーかな!!」

望んでもなかなか出会いない光景に心躍る








 「明けゆく渓谷」


奥に見える灯りは栃尾温泉街の街明かりでしょう。 北アルプスの谷から外ヶ谷を流れ落ち
北アルプス大橋をくぐって峡谷を流れ、やがて蒲田川へと流れる渓谷は魅力的です・・・まだ暗い早朝に撮影








「秋の堰堤」


何でもない堰堤でも紅葉と時間帯で、美しく感じるから風景は面白い








 「奥飛騨初冠雪」

「待ちかねたぞ武蔵」・・・と言った心境でこの日・この時を待っていました。 黄葉が終わってしまっていては
冬の写真となってしまうので初雪が降るのを待ち侘びていましたが、やっと何とか撮れそうなタイミングとなりました









 「妖 厳」

霧を纏って錫杖岳本峰が見えません。 これはこれで怪しげな雰囲気の絵になっていますねー








 「万感の錫杖岳」

想いが積もった愛しい初冠雪の錫杖岳、勇姿を見せてくれてありがとうと言う気分で撮影

この日は夜から朝にかけて小雨が降る天気でしたが、前日新穂高ロープウエイのライブ映像と気温を見ると
雪が降っていて気温−3℃、ロープウエイの降り口(西穂高口)と錫杖岳の標高はほぼ同じなので、冠雪は
間違いなしと確信をもって、夜車を飛ばし車中泊で早朝より撮影に望んだ。 読みは的中
欲を言えばもう少し標高の低いところまで冠雪してくれたら申し分なかったのですが、暖冬で降雪が
殆どない今年の秋では贅沢は言っていられません、今年この辺りでは雪が降っても、このような秋雪写真はもう撮れません








 「霧湧きあがる」

いつもの撮影ポイントで、錫杖岳の山頂付近の霧はいつまでたっても取れません、何とか山頂部を取り入れたいと待機したが
待てども霧は取れず。 そのうちに麓から雨上がりの霧が湧き立ち昇る。 これも良い絵になりまた









 「霧に霞む」


 黄葉の山林を散策








 「三段紅葉」


 もう少し紅が欲しいところです・・・人は何処までも欲深いものです
雨上がりの霧は当分取れそうもないし、時間の経過とともに陽光の勢いが増してきました。 この調子だと淡雪が溶けてしまって
絵にならなくなると予測。 したがってもっと標高の高い撮影場所に移動することに
平湯峠に行ってみようと思ったが、工事中で通行止め。  ルート変更して安房峠に向かう







 「初冠雪艶やか」

カラマツの黄葉と、雪が舞い降りた日陰のブルーが素敵です安房峠林道にて(旧国道158号線)








 「霧氷纏う」

これが霧氷なのか?降った雪がただ凍り着いたものなのか良く分かりませんが、標高も高いし−5℃くらいまでは
冷え込んでいたでしょうから、霧が発生し霧氷になった可能性もあります。 もっと早い時間に来ていたら
もっと下の方まで白くなっていたでしょう。 初冠雪をどこで撮影するか難しい選択です









 「冬の灯火」

ここは冷え込んで霧が出ると奇麗な霧氷が付く撮影ポイントです








 「北アルプス・吊り尾根」

安房峠から見る奥穂高岳と前穂高岳をつなぐ吊り尾根です。 冠雪して青空が広がり最高のロケーションとなりました









 「美味しいかい」

安房峠で猿の群れに出会いました。 いつものようにゆっく歩いて害の無い人間だと認識させてから撮影に入る、
やっぱりこの群れもボスは逃げることなく真っ直ぐ近寄ってくる・・・視線を合わせないようにして
知らんふりして何気なくすれ違う。 これが正しいかどうかは知りませんが、慌てて逃げたりボスに視線を
合わせると恐らく向かってくるでしょうねー。 ボス以外は先に逃げてくれるので多分大丈夫








 「安房峠越え」


何と言う奇遇(勝手にそう思っているだけかも知れません)無数の小鳥が安房峠上空を飛翔しています
こんな光景見た事がありません。 猛烈なスピードで約10秒くらい、5団体くらいに分けて飛び去って行きます
恐らくそのかす数千羽ではないかと思われます。 寒くなってきたので暖かい国へ渡っていく小鳥でしょうか?









 「晩秋を彩る」

この秋一番の絶景となりそうです








 「晩秋を彩る新穂高」

安房峠から再び新穂高に戻ってみましたが、錫杖岳など嘘のように雪が解けてしまい標高の高い山にしか
冠雪は残っていませんでした。 しかし今日は良い出会いもあったし良い気象条件にも恵まれて
 心地の良い撮影が出来ました、奥飛騨に感謝し帰路に就く

秋雪の撮影は運しかありません、運次第では素晴らしい絶景に出会うことも