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今、私は広瀬町のコンビニにいる。時間は3時、予定よりも一時間早く起きたが朝食を求めてここにやってきたのである。中に入るとさすがは深夜のコンビニ、店員二人に客は一人、つまり私しか客じゃなかったんだな、これが(笑)。で、客がいなきゃ仕事にならないだろうと、仕方ないので30分立ち読みしてきました。いや、懐かしき「奇面組」の新刊がおいてあったので(出ていたことさえ知らなかったが(^^;;;)、ついつい立ち読みを。無事、読破したので朝食を購入しコンビニ前で寒さに震えながら朝食を摂る。 四時に出発。前方に広がる直線道路、自然アクセルを踏み込み夜の山道を快適ドライブ。してたのだが、八雲村の県道で急ブレーキ。広い道幅、一直線の道とスピードを出させてしまいがちなセッティングをしておきながら予告無しの270度のレ点のようなカーブ(道幅狭し)、なに考えとるんだ島根県!(-_-メ)しかも、夜中だったから前方の視野は限られているし、いきなり前方はガードレールじゃ、事故が多発するじゃないか。地元の人が中心に利用しそうな道だが、危険この上ない!スピード出さなきゃ事故の確率は減るだろうが、事故を起こさないような道路設計も必要でしょ。第一、このカーブは大型車をうけつけてないよ。見た感じ、当初の工事予定を達成できずに放置と言ったところだが、看板たてて警告ぐらいは低予算でできるでしょうに。こりゃ、事故が起きたら島根県も同罪もんだな。 道路マップと案内板を頼りに八重垣神社を探すも道を間違えて同じところを何度も行き来する。ようやく八重垣神社に到着。県道から離れていてひどく奥まったところにあると言う印象は拭えないが結構広い駐車場がある。てことは結構人が訪れているんだ…さすがはスサノヲ、伊達に縁結びの神様ではないな。感心しながら、まだ日も明けぬ神社を参観。誰もいない夜明け前の神社…う〜〜ん、ちょっとムードがあるなぁ。ついでに由緒書きも読みにくい。で、ここの目玉の鏡の池というのが神社の奥の森にあるというのでそちらまで足を運ぶ。途中、神社の裏地に平安閣を発見し、神社と企業の俗っぽいセット販売を目の当たりにする。そうか駐車場の広さも平安閣のおかげか、せっかく感心したのに。森に入ると御神木のオンパレード、太い根っこを縦横無尽に走らせる樹齢数百年はあるだろう御神体と所々にセットされている道具立ての甲斐もあってか、特殊な場所という雰囲気は濃厚に出ていた。お目当ての鏡の池にたどり着いたのだが、小さい…庭池程度の広さしかないなぁ。ちょっと想像と違ったので肩透かしにはなったが、覗くだけ覗く。縁が結ばれる人の顔が浮かぶと言うのが確かこの池の効果だったかな。ここの平安閣で結婚式あげたらここの池にのぞきにくるというセレモニーがあるんだろうか。その時、新郎新婦お互いの相手の顔が浮かばなかったらどうなるんだろう。まぁ、お互い浮かばなかったなんていわないだろうなぁ、式の最中は(笑) 今度は、松江に向かって車を走らせる。さすがに日が昇り始めてきた時間だけあって、道に出てくる車の数も増えてくる。次は菅原道真の生誕の地と言う菅原天満宮を探すが、案の定道を何度か間違える。さすがマイナーなところだけあって案内板もないや。苦労の末たどり着いたのだが、なんのことはないちょっと大きな村の神社と言った趣である。神社を見たあと、近くの酒屋にはいる。「狩野酒屋」とあったので、店の人に由緒書きでみた神社の別当の狩野「かのう」家と関係があるのかを聞いてみたところ、「カノウさんはまだ神社にすんでるよ、うちは狩野「かりの」て読むんだ。この辺、狩野「かりの」ばっかで狩野「かのう」てのは別当さんのところだけだよ」と教えられた。名字をもつに際して別当の狩野「かのう」家から字は貰ったが、読みはさすがに遠慮したといったところだろうか。 本日の第一メイン出雲大社についたのが午前9時前といったところ。予定よりもちょいと早くついたので念入りに散策。さすがは出雲大社というだけあって広い。ついでに観光客もたくさんいる。足早に主要個所を見てまわるつもりだったが、御一行様に何度はばまれたことか(涙)。そうそう、神社の中で発掘作業がこじんまりと行われていた。例の柱跡というやつだが、境内のど真ん中だったんで見物客と参拝者が詰まってしかたなかった。せっかく、出雲に来たのでちょっと早いが出雲大社の近くでそば屋にはいる。まだ10時半と言う時間のせいか、客はまたも私一人だったが(笑) 出雲大社いったんだからセットの日御崎にいかないわけにはいかんというわけで、やってきました日御崎。まずは、日御崎神社に参拝。あらかた見終えたので今度は灯台まで歩いていく。海岸ぎわの歩道を歩いていたが、途中がけ崩れしている個所があり、仮設歩道が脇に設けてあったのでそちらを利用。出雲西部にきてまで地震の影響を目の当たりにするとは思わなかった。崩れた個所を覗き込むと結構な高さである。こりゃ落ちたら最後だな。日御崎灯台についたので入ってみると、土足厳禁でスリッパに履き替えさせられる。もちろん、安物のビニールスリッパだ。そいつを履いてひたすら狭い螺旋階段をグルグルと昇るのだからたまったものではない。しかも、前方のじいさん慎重に昇るもんだから真後ろの私も慣れないそのスピードにあわせなければならず勢い足元が危うくなる。途中にある踊り場で十分間を取って自分のペースで昇ることに切り替え事無きをえる。長い螺旋階段を昇り世界一の高さと誇る灯台から海を見渡す。と、その前に世界一の高さ手のを確認…う〜〜ん、ちょっと後悔…見るんじゃなかった。横を見てると高さにおびえるおばちゃん何人か発見。景色も見ないで何しに昇ってきたんだろう、この人たちは…。しかし、高いだけあって水平線のかなたまで見渡せそう快な気分に胸がいっぱいになる。 午前の予定をすべてこなしたので、今日の第二メインというか今回のたびの最終目的地石見銀山へと向かう。途中、休憩タイムをとったのだが疲れが出たのか予定以上に睡眠をとりおおあらわ。石見銀山についたのは午後2時30分すぎであった。まずは代官所あとの資料館に入り、石見銀山の歴史を見る。鉱物についてのコーナーもあったが化学記号の羅列にはまいった。次はどこをいこうかと石見銀山の観光パンフレットを開く。結構広いなぁ、坑道まで3キロ…歩いていくのはちょっと遠いなぁ。入場は四時まで、と今何時だ?…三時半…不味い(-.-;)。というわけで、狭い一本道を飛ばして何とか坑道近くの駐車場までくる。げ、有料駐車場…うぅ、ここに停めないと間に合わんし…仕方ないか…涙を飲んで駐車。料金所にお金を払いにいくと誰も居ない…困ったもんだと思いながら無料駐車して坑道へ向かう。 唯一公開している龍源寺間歩という坑道に入る。さすが、観光用に整備されてるだけあって道がまっすぐで広い。脇に伸びる坑道跡なんかだと体を横にして通れる程度の広さしかない。これが、一般的な広さというから、まぁ坑夫も大変だ。30までいきりゃ、長寿と言われると言うのも分かるような気がする。もっとも、塵肺が主要な死因だったらしいが。あ、冷た!上からぽたぽたと水が落ちてくる…先を見てみると水が足れる地帯が続いている。う、傘もってこりゃよかった。しかし、坑道の中でさすのもさすがに具合が悪いよなぁ、かっぱならまだ様になるか。 坑道を抜けてしばらく歩くと横から声をかけられる。振り向くと、土産屋の兄ちゃんが銀山についての講談を始める。お、聞きやすい。さすがにしゃべりなれてるなぁ。なかなかリズムよくしゃべってくれるのでついつい聞き込んでしまったが、こんなけ聞いてると買わないと悪い気がしてきた。香り袋と銀かぁ、う〜〜ん商品の由来云々もついでに聞いていると他の客もやってくる。土産屋もそっちに気を向かせたのを幸いにその場を離れる。 次は羅漢寺にいって五百羅漢像をみる。ここも実は入場時間ぎりぎりだったりする。なんか、綱渡りしてるなぁ。丁度、秘仏公開してたのでそちらをまずお参りして、石仏のほうへと足を向ける。500の石仏の中に死んだ身内の誰かに似ているのがあると言う伝えがある通り様々な顔の石仏が並ぶ。もう夕暮れ時なのでさすがに迫力が出てたが…突然後ろのドアが閉まって石窟に閉じ込まれて拠る過ごすなんてことになったら寝れんだろうなぁ、ここじゃ。 まだ、日が残っているのであと一つ見てまわるかって事で山吹城跡にいくことにする。が、駐車する場所がないので羅漢寺の近くから一キロ歩いていく。途中、大久保長安の墓と明治・大正の製錬所跡、刑場、をよった後、山吹城の登山口というところにくる。時に5時のことであった。少し中に入ると、うっそうと茂る草の奥に石垣発見、平時の屋敷に使用してたのだろうなぁ。と、いきなり足場がぬかるむ。湧き水が原因か…くぅ、要長靴(涙)。屋敷跡らしきところからひたすらのるが人工造成された部分が見つからずひたすら丸太で区切られた階段をのぼる。しかし、ここパンフレットに明記されておきながら手入れされてないなぁ…がけ崩れはあるは、倒木してるはで…それに、登り始めてからまだ誰ともあってないぞ…ひょっとして私ぐらいかこんなところ登ろうて物好きは(^^;;;時折、獣がうごめく物音が聞こえるし、う〜〜ん、鈴ぐらいもってこりゃよかったか(笑)ガサッ、ひときわ大きい物音が聞こえたのではらはらしながら身構える。と、あぁぁぁぁ人間かぁ、よかった、ホッ(-。-;)。て、相手も身構えてるよ(笑)これだけ人が来ないとかえって人と会うのがびっくりするな。で、せっかくあったのだから上までどれくらいあるか聞いてみると、こっからが本番だよと脅される。え、ここまででも相当きつかったのに、まだまだあるのか(^^;;;。途中で、コンクリートブロックの階段に足場が変わる。む、土と丸太の階段よりきつい…しかも、ブロックが崩れていたり、ぐらついたりなんかトラップを渡るかのような慎重さが要するし、ひやひやしながらのぼらにゃいかんので精神的にも負担だよなぁ、これ。身体的にはもっときついが(涙)階段の途中で何度か休息を取りながらようやく頂上に辿り着く。頂上部の郭部分は一面草ぼうぼう、コリャほとんど人がきてないなぁ。とりあえず本丸まで登ってみる。で、ふもとをみるともう灯をともしているじゃないか。急いでおりんと不味いぞ。とあくせくしながら下山。頂上で杖用の棒を拾ってきたのだが大活躍。崩れそうなコンクリートブロックやぬかるみの発見および滑り止めになった。しかも、下山途中でどっぷり日が暮れて危うく足踏み外しそうになるがけ崩れ部分も早期発見できたし、杖よおまえがなけりゃ私は無事に生還できなかったよと感謝の念を込めて登山口部分で捨てる。登るな、危険、山吹城…最後にきついところを選んでしまったもんだ。疲れた足を引き摺り一キロ先の駐車場まで暗い夜道をとぼとぼ歩く。 |