Subj:ルール紹介7:スニップ・スナップ・スノーラ From:赤桐裕二<mhb01072@nifty.ne.jp> Date:95/03/26 10:13
********************************************************************** スニップ・スナップ・スノーラム(Snip-Snap-Snorum) 1995/3/26 赤桐  Robert Harbin氏の"Waddingtons Family Card Games"で紹介されているもの で,子供向きのゲームとされていますが,大人も楽しめると思われます。  著者はビクトリア朝のころの書物で,このゲームを知ったそうです。  ニューマーケット(別名ミシガン)に似ているゲームです。  なお,やはり子供向きのゲームの中に,同じ名前で少し違うゲームもありま す。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ <人数>  4人〜7人が理想的な人数。 <カード>  普通の52枚のカード。 <ディール>  ディーラーは各プレイヤーに1枚ずつカードを配り,全部のカードを配って しまいます。各プレイヤーの手札の数は,1枚多い人と少ない人ができるかも しれませんが,かまいません。 <目的>  自分の手札を全部出してしまったプレイヤーが出ると,そのプレイヤーが勝 者になり,終了します。得点は特に定められていません。 <プレイ>  まず,ディーラーの左隣のプレイヤーが,手札の中から任意の1枚を出して, スニップ(Snip)と声を出します。  次に,席順とは無関係に,そのカードと同じスートで次のランクのカードを 持っているプレイヤーがそのカードを出して,スナップ(Snap)と発声します。 例えば,最初のプレイヤーがスペードの6を出したら,スペードの7を持って いるプレイヤーがそれを出して,スナップと言うわけです。  カードのランクはエースが一番下で,キングが一番上です。  次に同様に,同じスートでその次のランクのカードを持っているプレイヤー が,それを出して,スノーラム(Snorum)と言います。  次のカードを持っているプレイヤーは,それを出しながら,ハイ・コカロラ ム(Hi Cockalorum)と言います。  次のカードのプレイヤーは,ジグ(Jig)と言って出します。  ジグと言ったプレイヤーは,自分の手札から自由に1枚を出して,スニップ と発声し,上記と同じようにプレイが続きます。 つまり,また最初から,スニップ・スナップ・スノーラム・ハイコカロラム・ ジグとなるわけです。  ジグに到達する前に出せるカードがなくなった場合には,最後にカードを出 したプレイヤーが,カードを1枚出して,スナップのプレイを行ないます。キ ングに到達した場合や,その上のカードが既にプレイされていた場合などです。 **********************************************************************