源氏物語 あさきゆめみし

花組大劇場公演 2000年4月7日(金) 初日


まず一言。不吉じゃのう!
いやー全然不吉な作品ではありませんが、ミョーに印象に残った一言だったりする!
マンガ読まなきゃ話にならん!って感じです。ハイ。みんな講談社コミックスを買おうね。

あ、でも始まりはちょっと不吉?何てったって棺桶だもん…。ドラキュラ物以外であんなにもスポットを浴びた棺桶があっただろうか…。チャー様の金髪・頭の中将はやっぱし素敵!制作発表やチラシと全く一緒だ!(この人の場合、良くも悪くもいつも同じなんだよな〜。大体、チラシと舞台はちょっと違ったりするのにね)

続いてタモ源氏登場はもー!キレイ!の一言!タモちゃんが美しいって言われるのをしみじみ実感したし、“タモちゃんに源氏を!!”って言うみんなの気持ちが分かった!日本物に登場する大階段、しかも赤い!壇上にはぼんぼりが!お雛様みたいだったよ。ツアーで行ったので団体真っ只中のA席だったんだけど、タモちゃんが出てくるたびに「ほおおぉぉぉ〜〜」っつーどよめきが!素人にものすごく訴えるものを持っているようだった。

今年の初舞台生、えーと去年が“エイティーーーーファイブ!!”だったから86期生?の口上は劇中でつまらなかった。“清く正しく美しく”はカーテンだし。あの吊り物と緑の袴じゃなきゃいやよーーー!そんでさ、♪たーからづっか!って歌ってくれなきゃ!蝶?らしいんだけど、ショーと合わせて2回も銀橋通れるからオイシイね。でも歯べに全開でニッと笑うのはよしとくれ〜。

ミズの明石は………すんごく楽しみにしていて、開演前、トイレでお化粧直ししていて「そういえばスチールはっ!?」と言って急にキャトルに駆け込んでしまった。でも、2階くすのき横の写真も、スチールも、もちろんプログラムもショーバージョンだった。お稽古場の写真でちょっとだけ、女っぷり?を見せてくれたが、かなり欲求不満!舞台がめちゃ楽しみになった。
んーーー舞台は、結構女らしかった。名古屋のトークショーの時にも思ったけど、声高いんですねぇ。あまり違和感なくて、マミちゃんのスカーレット(笑)みたいにビックリするかと思ってたのでちょっと残念…。もっとオカマっぽいかと思ったのにぃ!でもオイシイねぇ。初日は歌まあまあだったけど、母の観た回は「???」だったそーな。
幕開け、銀橋にちょこっとだけ出てくるミズ。でもいかんせん愛人、正妻(トップ娘役)のように、渡りきることはできないらしい。上手端でUターンして帰って行った。その後を堂々と渡るミドリ!宝塚のスター制度を垣間見たよ。

下級生では桜一花ちゃんが目立ってた!ゆうこちゃんをもっと個性的にした感じの顔。去年の初舞台生では神月さんとともに目についた彼女。すごいなぁ、と思ってたのに、2日目からカットになったらしい…。

ところで、源氏の子供に関する夢占が何故明石の入道?!すんごく違和感あった。全然違うボーズだったような…?何故知っているんだ!入道!

すみれちゃんの“刻の霊”って…何かすっぱそうな名前。(それはす・だ・ち!)アクセントはどこに付けたらよろしいのでしょうか?見かけはトートだけど、ルキーニみたいな役だねぇ。あのカツラはBMB前半でマミちゃんが付けてたちょっと不評なヅラに似てる…。(ル・サンク表紙参照)

よく分からんかったのが民衆?!マンガにはなかったぞ?!「お前のかーちゃんでーべーそー」みたいな場面だった。乳母の里帰りっつーのもよくわからんが、陵王のこととか、あんな一般大衆に話してどーすんだ?でも苦悩するタモ源氏の周りを「ありゃえっさっさー」ってゆー感じでぐるぐる回るのは良かった。美しい衣装も映えるし、いい引き立て役かも…。お目当ての下級生とか見つけたかったんだけど、やったら人数が多くて難易度高し。動くし。んー残念!
それにしても花組って、何が得意なんだか良く分からない脇の上級生が多い…。誰なの?

源氏&藤壺の回想シーン、銀橋でボーッと立ってるタモちゃんが可愛そう…。舞台→銀橋って交互にスポットが当たるのよねぇ。何だか段取りがいまひとつ。タモちゃんが美しーくお芝居している後ろでゴトゴトいってるんだもん。

柏木のイオリ…エロい!!ジャン再び!ミョーなフェロモンを発してるよ!「な…(ハァ)頼むよ…(ハァ)」みたいな切羽詰ったエロ演技は一体…?!すごいやーらしーーー!悪代官ちっくだ!かなみちゃんも鈴懸さんだっけ?も手ごめ(笑)にされてるし。キスシーン2度?!あの短い出番で…。小部屋のお稽古風景でのラブシーンも凄かった。眉間にシワ寄せまくってるし…。情熱的だのう。かなみちゃんだからかもしれないけど、この濡れ場はいやらしくって好き!イオリ、コワイよ…。
三の宮の件って、嫉妬じゃないよね?源氏は因果応報な運命を呪っているだけで、三の宮を愛していたわけじゃないと思うんだけど。その辺がちょっと解釈が自分とは違った。

ぽっぽさんの六条御息所!!コワイよーーーぅ!ちびりそう!でもバラ食べてくれなくて残念。後ろ向きのその姿はもちろん、蜘蛛の巣柄のお召し物だった。忠実!

“不吉じゃのう”のところでやるのかと思ったけど、マンガで冷泉帝が「父を臣下に持つことに!!」と固まるシーンが好きだったので、なくて残念。

源氏が抱っこする三の宮の不義の子、よーく見て下さい!かなり笑えます!あれを相手によくシリアスな芝居するもんだ…。偉いぞ、タモちゃん、かなみちゃん!せめて客席に見せないでくれ〜。面白すぎる!何ちゅーの抱いてるの!かなみちゃんの抱いてる黒猫もヘンだけど。

陵王の舞を踊る紫の上…そして死ぬ。何故?体調悪いなら何も踊らなくても…。

ミズ、源氏の死を予言するなんてオイシイ役なのねん。何かここ、女の子らしくて可愛いの。

ラストの純白の世界は“んー心中?あるいはうたかた?”などと思うのだが、一つの大きな疑問が頭をもたげた…。隣の友人に聞く。
私「どっち?」
友「は?」
私「藤壺?紫?」
友「・・・・・・・・・・紫?かな?」
美しーーーーいカゲソロにうっとりし、「オサ?ゆみこ?」とまた尋ね、「多分オサ」との答えを得ても腑に落ちん。藤壺なの?紫なの?どっちーーーーー!?セリフだけだとどちらとも決め兼ねるのよ。んでも原作によると紫らしーけど。

役替わり公演もちょっと観たい感じ。明石のゆみこが観たい!レミちゃんの冷泉帝もいいし、子夕霧の華形さんも観たいぞーーー!でも月組で忙しいもん。断念。

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:余談:
初日は必ず!プログラムに両演出家のサインをいただくワタシ。
油性ペンは必需品なのだ!
(月組公演の時はお友達との親交で忘れる…)




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