賛否両論ありますが、個人的には気に入ってます。まず幕開きがヨイ!ボレロにかぶるアナウンスが劇的でいい。期待が高まる…!オープニング『サパテアート・ノワール』はマミちゃんの板付き。暗やみに真っ赤なお衣装が浮かび上がる…!カッコヨイです。帽子を“うりゃあっ”という感じで投げるのですが、いつも綺麗に弧を描いて下手に消えるのでした。すぐに投げちゃうのは勿体ないぐらい似合う。インナーが金色なんですが、今風のデザインでいいわぁ〜!マミちゃんが一人でしばし踊り、スモークたっぷりの舞台に照明がおしゃれ。手の動きに合わせて一つずつスポットが!ちょっと変拍子のフラメンコで、腰をストンと落としたり、手の動きが艶かしい。手拍子に合わせ、黒いお衣装のゆうこちゃんとリカちゃん登場。この3人、いいバランスなんだけどこれで最後なのよね〜。曲はショーの主題歌になり、マミちゃんが歌いながら銀橋を渡ります。ピンスポが消える前、2階下手に向かってウィンクをしてくれるので要チェック!(殺されないように)
曲はラヴェルのボレロに変わり、組子総動員の大人っぽいオープニング。黒い衣装で人数に圧倒されます。曲はしなやか、タメにワクワクします。嵐の前の静けさ!一斉に組子が引っ込んだところで掛け声も勇ましく金スパンのマミちゃん登場!一人で踊るところに娘役が加わります。そしてまた総出で男女組になってのダンス。娘役を男役が後ろから抱いて、揃って足をぬ〜っと出すところが何だかいい。(わかるかな?)この時、樹里ちゃんがマイク片手に最前列でひざまずいて熱唱。イイ声〜!最後は全員が舞台前方に集まって「ボレロ!」の掛け声!超カッコ良くって、初めて見たときには「うわぁ〜っ」と叫んでしまった…。続いて『レッド・ランタン』(みんな色の名前!)。チャイナ風の衣装のガイチ、なるちゃん、タニが「ミッション・インポッシブル」のテーマを歌い銀橋を渡ります。舞台で変なオレンジ色のフランス人形風の衣装を着た(でっかい帽子と安っぽいパラソルはどうにかして〜!)娘役3人(ブロンドのロシア娘)とダンス。3人を“金の髪が好み”のプリンスに献上するわけですが…。幕が開くと舞台奥に“プリンス”マミちゃんが…!黄色いスーツに黒のシャツ姿。足元にセクシー・こもちゃんが跪き、いきなり舞台は阿片窟。パイプ片手に踊る少年役の叶千佳ちゃんと紫城るいちゃんがかわいい。マミちゃんが妖しく歌い、続いてこもちゃんもセクシーに歌います。3人のブロンド娘がピンクのチャイナ服を着せられ登場。短めでさぁ、何だか風俗嬢みたい…。タンゴが始まり、マミちゃんは水沢葉月ちゃんと組む場面も。マミちゃんの妖しい目つきと半開きの唇、突き出したアゴがめっちゃセクシー!最後は上着を脱いで上に突き上げてポーズ。ちょっと変わってるよね。
続いて『ブルー・ローズ』。ブルース・シンガーのゆうこちゃんをリカちゃんが回想するという設定。スーツ姿の男役5人とパンツスタイルのゆうこちゃんが激しく踊ります…が、ヒラヒラ〜という感じの振り付けで、「名倉先生だったらブラック・サファイアみたいのかな?」と楽しみにしていたのでちょっとがっくし。流れるようなヤツじゃなくって、ジャズっぽいのが見たかった〜。
中詰めは『カルナバル・インフェルノ』。子供時代のユリディス(西條)とオルフェ(タニ)が戯れると下手花道のセリに魔王ルシファー登場!マミちゃん、またまた斬新なかぶり物を披露!ディナーショー『m・i・x』のジキハイで着用したようなヅラで、顔には“大槻ケンヂ”風のアミ、というかヴェールがかかってます…。絶対にマミちゃんにしか似合わない!(というか誰もやらない!)銀橋を渡ると舞台には大人になった2人が(ゆうこちゃんとリカちゃん)。ルシファーは海の彼方にユリディスを連れ去り、嘆き悲しむオルフェ。(リカちゃんがかけてる羽のペンダントが胸毛に見える〜!)
場面は一転、「地獄のお祭り!ヘイ!」…どんなセンスぢゃ…。衣装は奇抜、振り付けはダサダサ…。みんな恐いヅラをつけてます。リカちゃんも真っ白な爆発ヅラと羽が眩しい金スパン姿…。と思ったらゆうこちゃんも同じようないでたち。そして思った通りもっとスゴイ姿のマミちゃんがせり上がるのでした。グレーっぽいロングソバージュのヅラ(生え際をずらしてさらに飾りが!!)に『スナイパー』フィナーレのミキちゃんのような真っ黒な羽!衣装は黒&金スパン。狂乱の宴のピーク、ユリディスはルシファーをふってオルフェを選ぶ。「ノー!」と叫ぶマミちゃん。ユリディスは魔王に再び連れ去られる。一人残ったオルフェが淋しく歌い、ユリディスも戻ってきます。魔王が切なく、悲しい歌を歌ってジ・エンド。つなぎはピンクスパンのラテン風衣装のリカちゃん。帽子が粋だわ。「ヴォラーレ」を歌いながら銀橋を通ります。手拍子が起きて楽しい場面!何人のお客がリカちゃんのウィンクに殺されたことか…。(危ない危ない!)最後の「グラッチェ!」がすっごくキュート!
そしてマイ・ブームの『ブルー・モスク』。どっかの寺院で旅の若者が修行、蘇る女神…という内容。男役はターバンにアラブ風パンツ。シーク・マミちゃんはターバンから金のロン毛をのぞかせ、ピンクの唇に青いお衣装がちょっと儚げでいい。(『ル・グラン・モーヌ』のアイス・ブルーの世界?!)ここの見どころはズバリ、マミちゃんの眉間のシワ&苦悩の表情!!全身入れ墨のジャスミン・ゆうこちゃんとセクシーに踊ります。曲も妖しげ、振り付けも艶かし〜!色香にやられ連れ去られるシーク。暗転前、月の形の寝台(やーらし〜!)に横たわるジャスミンに覆い被さるのでした。オペラが離せないわ!
お次は『ジプシー・イン・ブラック』。リカちゃんがせり上がります。この場面、男役は黒エンビにターバン。でもリカちゃんは紺、マミちゃんは紫エンビなのでした。男役が総出で激しく踊ります。ここの振り付け好き!そして音楽がウルバンバの笛っぽいシンセに変わったところでマミちゃん登場!リカちゃんと2人きりで男役同士の危ないダンス…!じぃ〜っと見つめ合っちゃって、危険な感じ!それからみんなが合流。ここのタメ、いいです。マミちゃんの魅力的な“肩”が生かされた振り付け!腰をくいっとするところもいいわぁ〜。これぞ男役の美学!
そしてタニちゃんの歌とロケット。赤い衣装がとてもカワイイです。帽子に付いてる羽がオシャレ。タニちゃんの衣装は『ビューティフル・トゥモロー』でノンちゃんが着てたよね。
お楽しみの『ボレロ・ルージュ』、“情熱の翼”!幕が上がると大階段の真ん中に真っ赤なお衣装のマミちゃんが。男役もどんどん下りてきて、マミちゃんはアルベルトさん作曲の『情熱の翼』を歌います。もう前奏もかっこいいし、ホーンセクションや間奏、メロディ・ラインどれもいい!座付きの作曲家とはまた違い、マミちゃんのための曲!という感じ。(シングルカットして〜!)真っ赤な衣装の組子が総出で大スペクタクルですね!途中、トップ3のポーズがあるのですが、迎えるマミちゃん、いつも嬉しそう!ゆうこちゃんもリカちゃんも楽しそうで、名場面です。情熱的で難易度が高い歌なのですが、マミちゃんは気持ちよさそうに熱唱しまくってます!体なんてのけぞってるもんね!彼女の代表歌になること間違いなし!
フィナーレは純白。変則エトワールはアツと樹里ちゃん。2人に任せておけば心配ない。きれいなハーモニーです。月組の宝だわ〜。(樹里ちゃん行かないで〜!)ゆうこちゃんの衣装、スカートが段段になっててカワイイ!娘役史上で最大ではないかと思われる純白の羽を背負ってます。マミちゃんは…?真っ黒!真っ白一色(持ち物のステッキは赤)に映えます。
月組久々のショーは楽しくて、あっという間でした。主題歌よりついつい「ルージュ ローズ、ルビー レッド」の方を口ずさんでしまう終演後でした。
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