ゼンダ城の虜
月組大劇場公演 00年9月29日(金)〜11月6日(月)

 ゼンダ城の虜 ・・・・・。つまらん。うわー!言っちゃった!
いや、我々マミファンはこの作品のどこに発情すればいーのでしょう?ひたすら清く・正しく・美しい作品だった…。

 初見の時は「うぎゃーーー!軍服すばらしー!エンビばんざーーい!」ってだけで満足してたけど。 確かに破綻のないストーリーでヘンな衣装もセリフもないんだけど、何だか見終わっても他の組を観ているようだった。結構キライだった『LUNA』の方が面白いのでは…と思った、ごめん。
  “ロマンス”を銘打っている割にはなーーんにも色気ないよ。くそー!退団発表して先が短いマミちゃんからよくも個性と色気を奪ったな!

 ああ、でも何て出来のいい作品なんだろう。この優等生的な作風が私に合わないのかも…。「嘘やろー!」とツッコミたいだけかもしれん。「そんなんアリ?」とか。恥ずかしくて客席で身悶えしてしまうよーな衣装やセリフもちょっとくらいあったほうがいいのかも…。
  『我が愛…』とか『望郷…』みたく、笑っちゃうほどクサイけど、“これぞ宝塚!”って思いたいのかも…。
  似たような感じだった『黒い瞳』はものすごく大好きなんだけど、どこが違うんでしょうね?ストーリー自体にが単純な冒険活劇だから?でも話が読めるっつーか、「もう知ってるもん」と思っちゃってそこで止まるのよね…。

 ま、セリや盆を多用してて、セットも趣味いいし、いいんだけどね。何か物足りない…。この作品には“タカラヅカ”の要素が足りないのでは?

 始まり方はなかなかヨイですな。とんちさんもいい思い出になったのでは?!あ〜!タニにお尻ペンペンされたーーい!かんなちゃんの小公子?もオイシイよね。あの棒で「ドン!」&前に伸ばす〜というのをたまに真似してみた。

 マミ王は…第一声が分からなくて。♪新しい木?!♪あたら式?!公演中日以降にやっと気付いた。♪あ〜たらし〜きだったのね…。ごめん、マミちゃん。暴漢につかまれる花暢さんに何故か注目する私。ちずさんのオーバーアクションは気持ちいいねぇ〜。「陛下ばんざい!」も好きで、良く、1歩前に出るところから拍手まで、真似して喜んでいます。

 檀ちゃんの「ヘイかっ!」とゆー、裏返った発声もツボだ。「心から喜んで!」なんてゆーのも良く使ってた>今公演中。

 悪者(笑)ミカエル組。ケロちゃん、オイシイ役でヨカッタねぇ〜!接待したシロートさんは「あのパンチパーマの人」なんて言ってたが。ルリタニアにはパーマ技術が?!いや、原作読んだけど、黒のミヒャエルって天パだっけ?!下手3人が押しくらまんじゅうして、いつも名古屋の星★名城さんがなぐられちゃうんだけど、退団公演なんだし、千秋楽はきっと、アドリブでコシリューか大樹さんが殴られるに違いない!と思っていたのに、最後まで殴られっぱなしだった…。
 コモちゃん登場からのセリフもほぼ暗記してるよ。「通りなさい。か〜まいません!」あの抑揚がたまらん。真似心がうずうず。ケロちゃんの「それで…それで!」も好き♪
 ああ…そして『ゼンダまで早駆けだぁ〜!』!場内がいきなり、暴れん坊将軍になる瞬間…。早駆けってアンタ…。しかもたーちんなんだもん。ヒヒーン!っていう馬のいななきが聞こえてきそうで笑える…。

 檀ちゃんの「ヘルガ!マイりましょう…!」のあの裏返り具合も好きぃ〜!そんなに急ぐと転ぶよ、檀ちゃん。マミちゃんの「疲れた〜!」は力入ってて、毎日大変だったでしょう。個人的には「なぁ!俺は上手くやれてるか?」って言う前の大きく息を吸いこむところが好きだったりする…。
 アンソニー以下、臣下が入ってくるところ…。あの喫茶店のドアみたいな陳腐な音は何なの〜!ありゃどーみても「いらっしゃいませ〜」だろーが!
 「アンソニー」「は!」・・・「誰も」タニくんがカッコイイひとときであります。その後の切り掛かってくるフリッツに向かって行く臣下たち。歌劇で「カッコイイなぁ〜と思ってやっています」なんて言うもんだから、ものすごく好きになっちゃったじゃないの!いいねぇ、正義感あふれてて。みんなそうだけど、刀の鞘が邪魔で大変だよね。立ちまわりの時も押さえなくちゃいけないし、しゃがむ時も。のぞみちゃん、しゃがむ時に鞘をつかむところをいつもチェックしてしまった。「ゴン!」とか当たったらどーしよー?!と思って。のぞみちゃんがルドルフの髪の毛つまむところも好きです。この臣下たち、
フリッツ…超名門の家柄。忠義心厚く、疑り深い。
アンソニー…そこそこ名門のおぼっちゃま。まじめ。
ウィルヘルム…並。しっかり者。
パーシー…熱い!とにかく熱い!クセ:絶叫、涙もろい。
オスカー…多分一番年が若い。お勤めし始めたばかり。おっとり。
・・・てな感じでしょーか?!あー、何で全員の名前覚えてるんだ!いや、でも1・2回は呼ばれてるんですよ。気付きました?

※今回、決して後ろめたいことをしているワケではないけど、めっちゃ記憶が冴えてる!全盛期のイチローの打率以上の確率で、毎公演寝ている私だけど、セリフや振り付け、歌、ツボなど、すっげー覚えてるの!友人に“睡眠学習”と言われた…。

 たーちんが斧振りかざすところ、マジこわい。だってメチャ痛そうじゃん〜!アヒの絶叫が絶妙なのだった。

 そして意味もなく着替えるルドルフ…いやはや着せ替え人形ですな。(ル・サンク参照)9着+α(コート類)って感じですか?フラビアが6着?なのに…ヘンツォごめん。あなた、着たきりだったのね。ゲスト出演だったのにすまないのう。ショーで着替えまくってくれたまえ。たーちんは出番待ちの間、衣装を脱いでリラックスしているそーな。それにしてもマミちゃん着替え過ぎ。しかも意味不明に。でもいいのよ〜!どれもこれも、短い間じゃオシイくらい、カッコイイもーん!

 銀橋の主題歌。そうよ〜!今回、銀橋の歌、少なくない?そこもちょっと不満だ。ここは相変わらずのマミ節炸裂!で、♪ハしもとに〜道がハり〜なんてゆー、甘〜い鼻声に脱力する私だった。足をピョコン!と揃えるのも可愛いし、肩ごと上げて、2階席に向けお花をかざすところも好きぃ〜!熱唱中に肩に力が入りまくって、首を振ってるマミちゃんが愛しい。もうサイコーーー!歌の2番?から臣下たちが舞台上に出てくるのもいいねぇ。

 そしてゼンダ。遅れてきたマミちゃんとマヤさんのやりとりがいつも不思議。
「ルドルフ」「サプト」
・・・この2人の点呼に何か意味があるのか?!誰か教えて下さい。
 そして宿屋?の中。あなたは誰を演りたいですか?ガイチに肩をつつかれ、派手な効果音と共に崩れ落ちる兵士?私だったらぁ〜やっぱ〜マミちゃんに抱き抱えられ(しかも後ろから!…ツボ)、なおかつユウヒに蹴飛ばされる人かなぁ。いつも羨ましく思ってたの。(←アホ)
  ここの立ちまわりも大好き!…だが、マミファンの間で話題になっていたセリフ。もう慣れてる私は大体推測できるのですぐに分かりましたが、「ひるむな!」ってとこ。何度聞いても分からない…って方もいるようです。「ひぅーーーあ!」って感じかなぁ…。そしてそんなセリフを残しつつ、戦場を後にするルドルフなのだった。

  続く女官ズの場面。もったいないよね〜娘役に役がないってのも。ちずさん隊か女官しかないもんね〜。ここはもち、大好きなとなみちゃんに釘付けなのだった。
 滑るように…とは言い難いぎこちない様子で檀姫登場。ここの歌は安心ですね。キレイな声なんだから、頑張って歌ってほしいよ。ヅラも可愛くてよろし。
 ここで上品ぶってるゆらちゃん。何だか可笑しい。「お前の○○はいつも私を○○してくれます」とゆーセリフが仲間うちで流行った。姫がお前なんて言うんだろーか?

 そして…茄子紺の軍服姿のマミちゃん!これもいい色だよなぁ…。ここでも姫の「○○など何でしょう」とゆーセリフを普段使ったりします。ケロちゃんやたーちことのやりとり、毎日楽しみだった♪ケロちゃんはインチキな名前をでっちあげるし、あのタータンまでも「ミスタークロコダイル!」なんて言うし!でもタータン強いね…マミちゃんのアドリブにもいつも平然としてるもん。マミちゃんも千秋楽には逆襲されてて、ケロちゃんに名前を全部言わされたりしてました。ケガを痛がるマミちゃんの、キレイな顔が段々歪むのが楽しかった。それにしてもガイチ、君はいつもダメだったね…。マミちゃんのギャグがいつも、ツボに入って抜けられないガイチ。んー可愛い♪
 この場面、「なら俺は英国へ帰る!」とマミちゃんがバシッと机を叩くところ…傷口がぱかっと開いたりしないのだろーか?

 ここまで疲れた目を、モーバン嬢のお歌で休ませるっと。でもつい歌詞&振り付けが気になり、たまに踊ってみせる私だった…。♪きらきらら〜なんてとこが好きなの。ここでも「辛いでしょうが…今は耐えてね」のセリフを常用。並びなど、体力仕事へのねぎらいの言葉にいかが?
 そして…!大ッサービスの黒エ・ン・ビっ!ああ何故ここに黒エンビが必要なのでしょう…しかも正装3点セットよ。マントにシルクハット…歌劇団様、マミちゃん人形をもし作ってくれるなら、この衣装でお願いします。着替えは戦闘場面のピタパンがいいですぅ〜。ここのカーテン前で泣き崩れる組長が好きだ。今まで見たことのないキャラだった。もみあげもグー!
 マントを脱いだマミちゃん!さいこーーーーぅ!ゼンダの目玉だよ。ドアをノックするたーちんの「ヘロゥ」に脱力・・・。「NOVA行って出直して来い!」と友達は言っていた…。が、千秋楽に「ジスイズアペン!」なんてアドリブ入れてて「何だ!わざとヘタクソに言ってたのね!」と、自らの誤解を知る。ごめんね、たーちん。
 「いやっほー!」と扉に突進するマミちゃんは生き生きしてて、BGMもワクワクして楽しい!銀橋でのたーちんとの背中合わせはシャッターチャンス!並んだ2人にちょっと違和感感じつつも、豪華だなー、と思う。マミちゃんの剣さばきが好き〜!床に崩れるところなんてマジっぽく「べちゃ!」って感じで上手いな〜と思うのだった。「イテーんだよ!」なんてゆーヤクザなセリフも好きだ。
 舞台上のあのデッカイ月は一体何事なんでしょう…『LUNA』か?!月が隠れたぞーーー!ここでも「獲物は仕留めてから眺めろ!」っつーセリフがお気に入りで、まだ取れてもいないチケットについてアレコレ話してる時によく使いました。

** 中 略・・・・・未 完 成 **

 マミちゃんは立ち姿や衣装の着こなし、髪型などひたすらキレイ!歌も丁寧でヨイし(主題歌はいい曲でお気に入り!)、威厳も人間味もあって平凡な人物像に色を付けた。とにかく衣装の着こなしがいい!エンビの美しいこと!マント風のコート2着もキレイ。お尻のラインがキレイで、戦闘場面の普通の地味な色合いのブラウスとベスト、パンツがものすごくステキに見える!ああいう体のラインはさすが男役14年!(だっけ?)って感じ。衣装の着こなしも才能のうちよ。
 立ち回りも軽やかで、側転は足が真っ直ぐ伸びてて見事!殺陣は側転を多用した派手なものが多く、凝っていて楽しい。
  舞踏会の民族舞踊もいいな。もっと踊って下さい。(切実)
 中ほどのラブシーンは秀逸!♪この世の光は名曲だね〜。檀ちゃんとのコンビは本当に美しい!ラストのお別れの場面、『バロン…』の“雉撃ちの丘”を思い出すねぇ。でもあっちは濃厚だったけど、ゼンダはもどかしい感じ。ただ抱き合うだけなのに、何度もためらって…悲しすぎる!マミちゃんの苦悩…檀ちゃんの思い…グッとくる名場面です…うう。どうして行かなくちゃいけないんだろう…2人が幸せになる道は本当にないのか?と、こっちまで辛くなる…。いくら似ているとはいえ、マッチ王で本当にいいんか?フラビア!
 セリフも辛いよ。「行かなければなりません」「残らなくてはいけません」ってそりゃもう!●団を連想させないで〜!見送るガイチの温かな視線にまたしても涙!
 でもその涙も引っ込むラストのセリフ!「忘れないさ!決して…」ちきしょーーー!一番嫌なこと思い出すじゃねーか!ひーどーいーーー!
 コートを肩にかけ、下手花道に去って行くのは『螺旋…』ソックリだ。うーむ。あっけなく本舞台のカーテンが下りるのもちょっとね…。緞帳ではダメなのかな?

 檀ちゃん…衣装がどれも可愛い!ただ、黒い活動的な服(笑)のところ、頭がデッカく見えるぞ。幕開きの白いドレス、舞踏会のピンクのドレスが特に好き。

  たーちん…面白い!interesting、の方ね。とにかく新鮮です。普段雪組観てるんだけど、月に来たのは初めてなので、ついジロジロ観てしまいます。

  「見どころをッ!」と客席から悶々と観てるけど、見つからなかった…。「探せばきっと見つかる」とサプトも言ってたのにーーー!うわーーん!


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