1) ドクターショッピング、セカンドオピニォン、サードオピニォン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・ドクターショッピングとは、いろいろな病院などを渡り歩くことであるが、 一般には どちらかといえば、悪い意味で使われることが 多いようである。 ・セカンドオピニォンは、だいたい同じ意味であるが、いい意味で使われることが 多いようである。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
@治療期間(回数)と治療効果 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・では、一つの医療施設に、どれくらい 続けて通えば よいのか? |
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・一般的な 目安としては、約 2〜3ヶ月約(または約
5〜10回)以内に 効果が出れば、治る可能性がある。 それ以内に効果が出なければ、それ以上続けて通っても、 治る可能性は 少ない。 なかなか治らないのに 通い続けるのは、時間とお金の 無駄である。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・そういう場合は、治療をあきらめるのではなく、別の場所、別の治療方法に 変えるほうがよい。 |
2)良い治療院 の条件 | 4.治療者の
お客さんへの応対が 感じがよい. 5.建物の内外が 清潔である. など (他人のうわさ話も参考にすればよいですが、 最終的には、自分の価値観と好みで選ぶべきです。) |
|
1.早く治ること. 2.料金が リーズナブルであること(高からず、安からず) 3.できれば 近くにある方がよい. |
@必ずしも 良いとは限らない 治療院 |
1.はやっているところ.(治りにくいところは、何度も通うので、はやっている かもしれない.) |
2.有名なところ.(マスコミなどによく出ると、有名になりやすいが、なぜ有名になったか 分からなければ、良いかどうか わからない) |
3.健康食品など、物品販売に力を入れるところ.(本来の「治療」が、おろそかに なりやすい.) |
4.保険治療を
強く勧めるところ. (早く治れば、保険治療のメリットは あまり無いが、 治りにくいところは、保険治療は(1回当たりの)治療費が安い ことをアピールして、何度も通わせようとする かもしれない.) |
5.ハデな宣伝をするところ.(誇大広告になりやすい.) |
6.無理やり 予約 を取ろうとする ところ. |
7.話をよく聞かないところ など. |
3)(広い意味での)医療(医業)従事者の資格 の種類 | |||
医療(医業)従事者の種類には、大きく分けて2種類あります。 | |||
資格の種類 | 西洋医学系: | 医師、看護師、薬剤師、放射線技師、理学療法士 など | (いわゆる民間療法) 整体師、カイロプラクター リフレクソロジスト(足裏マッサージ)など |
東洋医学系: | はり師、きゅう師、あんまマッサージ指圧師 など | ||
柔道整復師(接骨・整骨・ほねつぎ などとも言う)など | |||
内容 | 一般に、医業行為 といいます。 | 一般に、医業類似行為 などといいます。 | |
免許を与える人 | 基本的には 厚生労働大臣(一部、都道府県知事) | 厚生労働大臣ではない(学校などの代表者) | |
学校 (養成施設) |
厚生労働省や文部科学省の認可を受けた 大学、専門学校 など |
厚生労働省や文部科学省の認可を受けていない 民間の養成施設(名称はいろいろ) |
|
就学期間 | 専門学校は3年以上 | いろいろ(数ヶ月程度のところが多いようです。) |
4)治療 と 癒し(リラックス,リラクゼーション) のマッサージ | |
マッサージの効用には、大きく分けて2つあります。「治療」と「娯楽(癒し、リラクゼーション、非日常体験)」です。 | |
これらは、手技(やり方・テクニック)が違うというよりは、「目的」と「効果」が違います。(マッサージをする人にも、される人にも、この違いがあります。) | |
・目的としては、「病気を治す(治してもらう)ため」か、「気持ちよくする(してもらう)ため」か。 ・結果として、病気が治ったのか、治らなかったのか、または、気持ちがよかったか、よくなかったか、ということです。 |
|
マッサージをする施設・人によって、治療重視か、娯楽(癒し)重視かの違いがあるようです。(当院は、どちらも同じように重視しています。) リンパマッサージ、オイルマッサージは、どちらかといえばリラクゼーション目的が多いようですが、治療効果も期待できます。 |
|
マッサージには、いろいろなやり方があります。 例えば、押したり揉んだりする方法、オイルマッサージのように撫でたり擦ったりするなど。 マッサージの発祥の地はヨーロッパだそうです。ヨーロッパやアメリカでは、オイルマッサージが多いそうです。 (日本でもエステティックサロンなどではオイルマッサージをやるところは多いようです。どちらかと言えば、若い女性が多いのかもしれません) 日本では、押したり揉んだりするやり方が多い様です。どちらかと言えば中高年男性が多いかもしれません。 オイルを使うなら服を脱ぐ必要があるので、服を脱ぐのが嫌な場合は、オイルマッサージは原則としてできません。 服の上からでも押したり揉んだり、撫でたり擦ったりできます。 |
5)日本人の健康寿命と(平均)寿命、要介護年数 | |||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
一般に、健康寿命が延びるのは、いいことだと考えられていると思います。 日本人の女性と男性の、健康寿命と(平均)寿命、要介護年数を比べると、 健康寿命を延ばせば、寿命も延びて、要介護年数も延びる可能性が高いようです。 これはいいことか、悪いことか? |
6)「ピンピンコロリ」はいいことか? |
「ピンピン」は健康的に生きること。「コロリ」は、即死・突然死すること。 人の死に方のうち、コロリに近いのは、事故、自殺、殺人、急性アルコール中毒、 アナフィラキシーショック、病死のうち心臓発作などが考えられます。 老衰や、多くの病死は、コロリというよりは、フェードアウトに近いように思います。 自分で死に方を選べるとすれば、どんな死に方を選ぶでしょうか? |