愛・地球博 体験記
EXPO REPORT

K@管理人の万博体験記

第18日時々 最高気温 35.3℃
 今日もがんばってオープン前から、ゲート前に並んでみました。早朝3時半に家を出発、職場から自転車に乗り換え午前5時半ごろリニモ公園西駅に到着。東ゲートまで30分ほど歩きます。が、何とゲート待ちの列が既に万博八草駅近くまで延びており、東ゲートは断念。瀬戸ゲートまで、また30分ほど歩きます。瀬戸ゲート前には、朝6時半ごろ到着しましたが、すでに100mほどの長蛇の列。後方に並びます。列はどんどん延びていき、とうとうバス駐車場に達したそうです。そして待つこと2時間。通常より40分早い、8時20分にアーリーオープン。8時半になってようやく入場できました。瀬戸ゲートからの入場は、これで4回目。長久手会場へ向かうためのゴンドラ待ちの列が既にできていました。瀬戸会場から長久手会場に直行しても、日立館やトヨタ館の整理券入手は、到底無理とは思うんですけどね〜。
 

 海上広場では和太鼓のパフォーマンス。暑い中がんばってます。
里山遊歩ゾーン
 里の自然学校プログラム専用出入口。インタープリターを先頭に、里山散策に出発。
きんま
 「森のくらし きんま道」のメイン、木馬。木曽の山で使われていたものは、これよりももっと大きいもの。
物見の丘展望台
 物見の丘にある展望台。海上の森を一望できます。
EXPOホールイベント
 EXPOホールのイベントでメキシコ音楽の演奏。ドームのイベントはなかなか入ることができませんが、こちらはキャンセル待ちもできます。
ムーミン蒲鉾
 瀬戸会場のゲート前で配っていた藤光海風堂のムーミン蒲鉾。お土産用のセットはツナマヨとチーズころんが1袋ずつ。
 さてこちらは、せっかく瀬戸会場まで来たので、自由入場のできない里山遊歩ゾーンのプログラムへ申し込みをしようと思います。瀬戸会場へ来ても、いつも申し込みが終了していて、なかなか参加できませんでした。里山遊歩ゾーンのプログラムに参加するため、里のビジターセンターへ向かいますが、こちらも既に列ができており、並んだときに「午後からのプログラムを考えて置いてください。」と言われました。定員が少ないので、午前中はすぐいっぱいになってしまうんですね。いよいよ申し込み。晴れの日と雨の日ではプログラムに多少の違いはあるようですが、今日は晴れの日プログラム。以前から里山遊歩ゾーンに入るなら参加したいと思っていたプログラムに申し込みます。13:35集合の「森のくらし きんま道」を申し込んで整理券を受け取り、時間まで暇つぶし・・・。

 市民パビリオン1階の休憩所で、コンビニのおにぎりを食べ一休み。時刻は10時近く。どうしようか悩んだ結果、瀬戸日本館の整理券をもらうことにしました。12:10分からの整理券をもらって、一旦瀬戸会場から長久手会場へ向かいます。モリゾーゴンドラは60分待ちの列、会場間燃料電池バス(FCHVバス)も乗車待ちが30分。長久手会場に到着したのは、10時半を回ったところ。瀬戸日本館もあるので、1時間ほどしか滞在できません。
 最初に向かったのは、赤十字館。3時間待ちなので、素直に諦めます。
 次に、エコマネーセンター。ポイントで何か商品と交換しようと思ったんですが、交換するにも長蛇の列。どうなってんだ?しかも、40ポイントの交換商品がまたもや品切れ。20ポイントの商品と交換もできますが、あまり欲しいと思うものがありません。エコマネーは、万博終了後も継続できるようなので、そのときまで残しておいてもいいと思うんですけどね。
 パビリオンなどの写真を数枚撮って、瀬戸会場に戻ります。
 ゴンドラは相変わらずの人気なので、FCHVバスに再び乗ります。こちらは5分待ち。というか、バス待ちですね。無事瀬戸会場に到着。瀬戸日本館に向かいます。

 瀬戸日本館は、これで2回目。もう1度、群読の迫力を味わいたいと思ったから。閉幕直前になって知ったんですが、演者は赤組と青組に分かれていて、日替わりで公演しているらしいです。前回は整理券が赤だったので、赤組公演。今回は整理券が青色なので青組公演って事です。1階で日本の伝統文化をイメージさせる映像を見た後、2階の円形劇場へ。33人もの演者が、舞台上や場内を駆け回り、声を合わせる。すぐ横、前、後を駆け抜けていく。それにしても、15分という短い時間ですが、この演劇が無料で見られるのは、なんだか得した気分です。もう少し長い時間見たい気がします。

 日本館を出ると、時刻は午後1時。里のツアーの集合時間までは、ミストのすぐそばで涼むことにします。ミストは、長久手会場と瀬戸会場のいいたるところにあり、気温が27度を超えると、一定時間ごとに自動的に噴射される。今日もそれだけ暑いって事ですね。ゲート前のコンビニで買ったサンドウィッチとお茶で腹ごしらえ。いよいよ集合時間になりましたので、里のビジターセンターへ。
 里の自然学校の各プログラムは、定員が10〜15名で所要時間は45〜75分。私の申し込んだ「森のくらし きんま道」は、15名で75分。オリエンテーリングルームで、整理券と森のパスポートを交換し、注意事項を聞きます。閉幕直前のこの時期は、スズメバチも多く、注意が必要との事。スズメバチが近づいたら、ひたすらじっと我慢して耐えるのが一番だとか。
 水を受け取り、いよいよ出発です。普段は扉で閉じられた階段通路を上って、山里へ入っていきます。インタープリターが、里山にある植物や虫、動物などをいろいろ紹介してくれます。そして建物が見えてきました。窯の歴史館です。ここでは、「陶器のモザイクアート」プログラムが行われており、参加者は何やら作っています。館内では他にも、瀬戸焼に使う”穴釜”や”のぼり窯”についても勉強できるようになっているそうです。
 そして分かれ道にやってきました。沢沿いに進む「沢の小径(こみち)コース」と、「山の小径(こみち)コース」です。プログラムによってコースが違うようです。きんま道へは、山の小径コースへ進みます。しばらく進むと、まゆ玉広場に到着。ここには繭を外観のデザインにとりいれた、養蚕農家の建物があります。また、昔使われていた道具などもいくつか展示されていました。
 さて、さらに奥に進みます。いよいよお目当ての、”きんま道”と”きんま”の登場です。”きんま”とは、漢字では”木馬”と書き、林業の盛んな地域で使われた道具で、木材を山の斜面から下ろす際に、十数本の木材を載せていた木のソリです。木でできたレールが敷かれてあり、ソリを滑らせて運んでいたそうです。里山遊歩ゾーンにあるものは、実物より小さい物らしいですが、それでも2mぐらいありました。きんま引きの体験もできますが、体験用のものは小さく(1mぐらい)竹でできたものでした。
 きんまのあとは、物見の丘で森を見渡します。ここには高さ14mの展望台があり、12mの位置から森と瀬戸の町を一望できます。瀬戸会場のパビリオンはもちろん、長久手会場の観覧車や、遠くは東山公園の東山タワー、名駅ツインタワー、御嶽山や伊吹山も見えるそうです。この日は、晴れていましたが少し霞んでいたので、東山タワーとツインタワーが確認できる程度でした。
 山の小径を1周して、途中でもとの道と合流。出入り口まで戻ったら、プログラムは終了し、解散です。

 さて、瀬戸会場をあとにしようと思いますが、ゴンドラはなんと60分待ちの行列。FCHVバスで長久手会場に向かうことにします。
 せっかくなので、ゲート前にある、いつもタダでもらっているムーミン印の蒲鉾屋をのぞいていきます。出店は山口の「藤光海風堂」。いつも配っていたツナマヨとチーズころんは、単品(各1袋14個入り)でも販売していましたが、贈答用のセット(ツナマヨ・チーズころん各1袋入り1260円)もあったので、買い求めます。今日中なら、そのままでも大丈夫とのことで、保冷材なしで持ち帰ることにしました。
 FCHVバスは、約30分待ち。名鉄路線バスも動員してのピストン輸送で、それほど長い待ち時間には感じませんでした。やってきたのは、FCHVバスでした。

 長久手会場到着後は、グローバルコモン1・6で撮影。そのまま遊びと参加ゾーンへ行きます。
 EXPOホールのイベントもキャンセル待ちで入場できることを思い出しました。イベント開始後、空席があれば入れるということだったので、列に並びます。18時開始だったのですが、5分もしないうちに入れるということだったので、係員について入場。20人ほど列に並んでいましたが、全員入れました。空席に案内され、イベント鑑賞。この日はメキシコイベントの日で、フルートとコントラバスの2人で、メキシコ音楽の演奏をしていました。約1時間で終了。
 時間は午後7時を回り、会場内の夜景などを撮影。グローバルループをダラダラ歩きます。さすがに会期末、しかも気候的にもちょうどいい時期なので、ループ上は人であふれかえってます。北ゲート近くまで来たとき、愛・地球広場の大画面にはユーミンが映ってました。そういえば、今日はユーミンが来ているんだった。EXPOドームでは19時から「ユーミン ラブジアースファイナル」が行われており、その様子がEXPOビジョンで中継されていたんです。ドームに入れなかった人でも見ることができるようにという配慮なんでしょうか?まあ、万博のコンサートは商業重視ではないでしょうからね。少し見てから、午後8時過ぎに西ゲートから早々に退散します。

 今回早めに切り上げたのは、長久手サテライト会場横にある長久手温泉に入浴するため。
 長久手温泉「ござらっせ」は、2002年4月開業の長久手町が営業主体の総合福祉施設。万博帰りの人も多いと思いますが、結構人がいました。700円払って更衣室へ。浴場は1階と2階で、男女が週代わりになるようです。1階は和風で2階は洋風のつくり。今週は1階が男湯で、檜風呂やジェットバスなど、まるでスーパー銭湯のよう。露天風呂は屋根付きで、洞窟風呂なんてのもあって結構楽しめます。いつものように風呂では1時間近く寛いだ。ただ、風呂上りにゆっくりできるスペースがなかったのは少々残念なところ。自分が気付かなかっただけかもしれませんけど。
 もうひとがんばり、職場へ向けて自転車を走らせ帰宅。


滞在時間 : 約11時間30分
観覧パビリオン : 3館(通算98館) ※・・・重複観覧
  ⇒ 瀬戸日本館※、里山遊歩ゾーン、EXPOホール
当日入場者数 : 234,031人



※万博の各パビリオン内は、携帯電話の使用、カメラ・ビデオ撮影、録音、飲食、喫煙禁止されています。
  マナーを守って利用しましょう。


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© AICHI-univ.Night-GolfClub 2005.
Photo:© AICHI-univ.Night-GolfClub 2005.