愛知県 稲沢市 国府宮4丁目 あさひ治療院(マッサージ、鍼灸,針灸,はりきゅう) 11)お酒の適量は?(お酒のJカーブ効果)
12)体のゆがみ(体の歪み)
13)好転反応
14)テーピングや湿布が効く理由(ゲートコントロール説)
15)冷やすべきか?温めるべきか?
16)スキンケアと入浴
17)アンチ・エイジング(老化防止)
健康の法則
 
11) お酒の適量は?(お酒の Jカーブ効果)
Jカーブ効果
不健康

健康的
  適量  (お酒の量)
強い人: (約1〜2合)
弱い人: (約0.5合)
飲めない人: 0合
日本酒換算(1日当り)
・ 日本人は 先天的(遺伝的)に、お酒に対する強さが3種類あるそうです。(強い、弱い、飲めない)
 お酒が飲めない人とは、
 「肝臓が、アセトアルデヒドを分解する酵素 を作れない」人のことです。
 こういう人は、いくら お酒を飲んでも、お酒に強くならないので、無理にお酒をすすめてはいけません。
・ お酒を飲める人の場合、「適量」というものがあります。(諸説ある様です。)
 お酒の量と体に与える影響には「Jカーブ効果」というものがあり、
 適量飲めば健康に良く、「百薬の長」といわれるが、飲みすぎると体に悪いようです。
・「お酒に強い人」というのは一般に、「たくさん飲んでも酔わない人」と考えられているようですが、
 こういう人は、たとえ酔っていなくても、肝臓などには、かなりのダメージを受けているようです。
 (γ-GTPの数値などが高くなりやすい。)
 
12) 体のゆがみ(体の歪み)
・体のゆがみ は万病(いわゆる慢性病)のもとです。
 西洋医学的には、体のゆがみについて、あまり考慮されていないようですが、
 病気の原因や治療法 が わからない場合は、体のゆがみ について考える必要があります。
・体がゆがむと よくない理由は、体がゆがむと、骨がずれて、神経や血管を 圧迫刺激するから と考えられます。
 1)血管が圧迫されると、血行不良になり、
 2)神経が圧迫されると、
  ・知覚神経の場合は、痛みの原因になり、
  ・運動神経の場合は、筋肉のコリ の原因になり、
  ・自律神経の場合は、自律神経失調症、更年期障害などの原因になると考えられます。
@体のゆがみの 大きな原因は、不健康な生活習慣
 (左右[非]対称な 姿勢・運動・動作)です。    
体のゆがみの チェック方法 対 策
片噛み(右または左のアゴ だけで 噛む) ・口が 右か左に ずれていないか.
(口が 斜めに 傾いていないか)
・左右の顎を 交互に使う.
・電話をする時、受話器を 首と肩 ではさむ. ・首が、右か左に 傾いていないか. ・なるべく受話器は手で持つ.
・横向きに寝転んでテレビを見る時、
 いつも同じ向き
で見る.
・右向きになったり、
 左向きになったりする.
・横向きで寝る時、いつも同じ向きで寝る.
・ショルダーバッグを、いつも同じ側の 肩にかける. ・肩の高さが 左右で 違っていないか. ・右肩にかけたり、
 左肩にかけたりする.
・「休め」をする時、いつも同じ方の脚に体重をかける. ・足の長さが 左右で 違っていないか. ・体重和かける足を、時々変える.
・いすに座って 足を組む時、いつも同じ足を 上にする.
・横座りをする時、いつも同じ方に足を出して座る.
・どちらか片方が やりにくくないか.
 (骨盤がゆがんでいる可能性がある)
・足を組み変える.
・足を出す側を変える.
    その他 ストレッチ体操をしたり、マッサージをするのも効果的です.
(体がゆがんでいる人は、筋肉が硬くなっていることが多いので)
@体のゆがみが原因で なりやすい病気
主に頭部 の病気 慢性頭痛、不眠症、痴呆、顔面神経まひ、三叉神経痛、視力異常、
鼻炎(花粉症)、耳鳴り、難聴、めまい(メニエール病)、虫歯、歯周病、顎関節症、顎偏位症 など
主に上半身 の病気 寝違い、肩こり、五十肩、高血圧、側彎症、肋間神経痛、喘息、風邪(をひきやすい)など
主に下半身 の病気 腰痛、坐骨神経痛、膝痛、便秘 など
女性に多い病気 自律神経失調症、更年期障害、不妊症、逆子、難産、不育症、生理痛、生理不順、冷え性 など
 
13) 好転反応
「ストレス学説」によると、人間はストレスを受けると、
 一時的に、ストレスに負けた状態になりますが、その後、ストレスに 打ち勝つようになるようです。
良い

悪い

・一般に、治療も 一種のストレスになるので、
 治療を受けた後で、一時的に体調が悪くなることがあります。これを「好転反応」といいます。
 ・治療による好転反応の例としては、薬の副作用、温泉・入浴の湯あたり、
 マッサージのもみかえし、鍼灸の鍼あたり・きゅうあたり、運動後の筋肉痛などが考えられます。
 
14) テーピングや 湿布が 効く理由
これは、「ゲートコントロール説」で説明がつきます。
ゲートコントロール説とは、「触覚や圧覚が痛みを和らげる」ということです。
テープや 湿布を 貼ることで、皮膚に 触覚刺激を 与えることができます。これが 痛みを和らげる と考えられます。
 
15) 冷やすべきか? 温めるべきか?
H25.2.6 NHK「ためしてガッテン」によると、
一般に、痛みに対しては、暖めるほうが良いらしい。(冷やしてよくなることは、確認されていないらしい。)
しかし、暖めるか冷やすかは、好みで決めてもよい、との事
 
16)スキンケア と 入浴
 人間の皮膚には「皮脂」と「角質(層)」という バリアー があります。
これらにはいずれも、「抗菌作用」と「保湿作用」という重要な働きがあります。
 入浴の祭に、体を 洗剤で洗ったり、ごしごし こすったりすると、(汚れはよく落ちるかもしれませんが)
これらのバリアーが壊れて、皮膚が乾燥したり、細菌などに感染しやすくなります
(乾燥肌、肌荒れ、アトピー性皮膚炎 などになりやすくなります。)
 従って 入浴の祭は、あまり体を洗わないで、湯船に入るだけか、シャワーで 汗などを流すだけ にするほうが良いでしょう。
(ただし、髪はシャンプーをするほうが良いし、汚れがひどいとき(油汚れなど)は、この限りではありません。)
 
17)アンチエイジング(老化防止)
アンチ・エイジングのために最も重要なことは、普通の生活=健康的な生活 をすることです。
健・若・美(健康的であること、若々しいこと、美しいことは、ほぼ同じことです。)
若作り(わかづくり)のススメ
人は誰でも、若々しくありたいと思うものです。内外面共に5〜10歳程度の若作りをすることは、望ましいことだと思います。
老化防止のためには、ビタミンやポリフェノールなど、特定の栄養素だけ摂ってもだめです。
人間は雑食性の動物なので、いろいろな食材や栄養素を、バランスよく程ほどに摂らないと、健康にはなれません。
サプリメントをたくさん採っても、多分あまり効果はないでしょう。