愛・地球博 体験記
EXPO REPORT

K@管理人の万博体験記

第17日 最高気温 34.6℃
Nバス
 長久手町営循環バス、Nバス。会場へは2ルートの行き方がある。
 今回のアクセスは、長久手町営循環バス(Nバス)を利用します。自転車で万博会場へ向かう時は、いつも長久手町役場の前を通るんですが、つい最近になってこのNバスの存在を知りました。インターネットでNバスのルートと時刻を調べて、いざ役場へ。役場の駐車場は、時間外に閉鎖されてしまうので、どこかに停める場所はないかと探しましたが、さすがに路駐するわけにもいかず、役場前の農協駐車場に停めることにしました。隣接のAコープで買い物して、役場敷地内のNバス乗り場へ。本数が少ないので、30分ほど待ちます。Nバスで万博長久手会場へ向かうのは、AルートとEルートの2つ。Eルートはリニモ万博会場(北ターミナル)へ行きますが、Aルートのほうが先に発車するので、こちらに乗ります。バスは小型車を使っていますが、役場前からは全員着席できる程度の利用者しかいません。まあ、時間帯にもよると思いますが。実際、混雑時は中型車を使用しているようです。料金は先払いで、1乗車100円。Aルートは、長久手福祉の家(サテライト会場・ござらっせ)を通らないため、利用者も少ないのかもしれません。役場から約15分で、西ゲート最寄り停留所の一ノ井1バス停に着きました。乗客がごっそり入れ替わります。一ノ井1バス停から西ゲートまでは、徒歩約10分ほど。

 閉幕も間近に迫ったこの日も、会場内は混雑しているようですが、さすがに入場規制まではしていないようです。いつもどおり手荷物検査と金属探知機チェックをしますが、なんと!初めて探知機に引っかかってしまいました。ポケットにも何も入れてないし、財布に反応したのかとも思いつつ、横に出て再チェック。原因はベルトの金具。今まで反応したことなかったのに・・・。もしかして、精度をあげてるんだろうか?

 入場して、まずはグローバルコモン2の国際赤十字・赤新月館へ。相変わらず180分待ちの長蛇の列。しかも入館制限していて、列に並ぶことはできません。こちらは諦めて、日立グループ館へ向かいます。日立館は210分待ち。2館見るのは不可能と判断し、日立館に並びます。
 日立グループ館は、朝イチで整理券GETを狙う人も多いようですが、なかなか難しいようです。時間は午後4時。夕方も近く、日が傾いてきました。屋根付の場所は、扇風機もあり、また日が落ちるといくぶん涼しくなるので、待ち時間も楽になりました。とは言え、210分の待ち時間は長いです。暇です。一応MD持参ですが、ディスクを2枚ほど交換しました・・・。列が動きそうもないときは、その場に座りケータイのゲームで遊んだりもしましたが、電池が少なくなり諦める。う〜、4月に入館したときは40分待ちだったのに、我慢です。待ち時間中は、トイレに行ったり、飲食してもOKです。
 午後7時ごろ、いよいよ入館します。実質の待ち時間は190分ほどでした。入館後、名前の登録と写真撮影。そしてプレショーエリアで「Nature Viewer」を使って絶滅危惧種の動物の紹介。以前にも見たことがあるので、今回はおもに映像つきのものをじっくり見ることにしました。メインショーでは、ライドでバーチャル探検。席に座り、右手にセンサーをつけ、スコープを覗いて準備完了。探検では、CG希少動物と触れ合うことができます。最後の方で、4種類の生き物の中から、1つを選んで観察するんですが、前回はウミガメだったので、今回は蝶を選んで観察します。手のひらの上に乗っかってひっくり返して裏側も見ることができます。すごいです。並んで見るだけの価値はあると思います。

長久手愛知県館
 長久手愛知県館。ステージ両脇の山車もライトアップ。
トリノオリンピック
 イタリア館前にあったトリノ冬季オリンピックのマスコット。
 午後7時半を回り、まずは腹ごしらえ。そして赤十字館を覗いてみると入館受付終了。また次回ですね。すぐ近くのEXPOギャラリーに行ってみました。
 EXPOギャラリーでは、万博をテーマにした風景画や抽象画の展示会が行われていました。東海地方にゆかりのある画家の作品です。中でも、黒瀬道則氏の日立グループ館を描いた作品は、細かいところまでしっかり描かれていて、リアルですばらしい作品でした。出展された約100点の作品を収録した「万博百景集」(1500円)も販売されている他、展示された作品は実際に買うこともできるそうです。いくらするやら・・・。

 午後8時を過ぎ、愛知県館方面へ。かえで池では、美濃和紙を使った「あかりアート」が展示されています。様々な形があり、本来はろうそくを中に入れるんですが、危険防止のため電球が入れてあります。とても綺麗です。ろうそくの灯りだと、もっと綺麗でしょうけど。ここから見る愛知県館も水面に映し出され、絶景です。愛知県館も、ステージ両脇の山車がライトアップされていました。
 今日の最後は、EXPOエコマネーセンターへ。ポイントを景品に交換しようと思いましたが、お目当てのバイオプラスチックカップ(40ポイント)が景品からなくなっていました。せっかく40ポイント貯めたのに、20ポイントの次が100ポイントなんて・・・。以前も、エコバック(40ポイント)が消えてガッカリしたのに。3〜20ポイントの景品は、すごく欲しいという物でもないし。また次回考えることにします。

 午後9時も回り、21:35発のNバスに乗るため、北ターミナルへ向かいます。が、バス停にも長蛇の列。乗ることができず、次の22:10の最終バスまで、約30分待ちます。バス停の横には、既に明日の入場待ちの徹夜組みの列が・・・。みんな気合入ってますね。
 午後10時、ようやく次のバスがやってきました。けっこう乗り込み、待っていた人全員がギリギリ乗ることができました。終バスですが、満員のため22:10の発車時刻前に出発します。一応Eルートの臨時バスなので、狭い道を抜けて走っていきます。この臨時バスは、福祉の家バス停以外は通過してしまいます。福祉の家で3分の1ぐらいの人が降りていきます。そして北ターミナルから約15分で長久手町役場に到着。少々疲れ気味で帰宅します。

滞在時間 : 約6時間
観覧パビリオン : 2館(通算96館) ※・・・重複観覧
  ⇒ 日立グループ館※、EXPOギャラリー※
当日入場者数 : 203,515人



※万博の各パビリオン内は、携帯電話の使用、カメラ・ビデオ撮影、録音、飲食、喫煙禁止されています。
  マナーを守って利用しましょう。


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© AICHI-univ.Night-GolfClub 2007.
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