■ニセ日記■
ネットで日記公開してるような奴は
総じてダメ人間。
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プリンタ姉妹(03/02/12) |
良い拾い物をしました。 |
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ナリタトップロード(03/02/06) |
もっとさっさと書こうと思ったけど なかなかね・・・ とうとうこの日が。 最初に見たのが1999年のきさらぎ賞だったので かれこれ4年間見続けてきたのであります。 トップクラスの馬というのは、その強力な脚力のために ケガによる戦線離脱、またそれによる引退が非常に多く それでなくても良積を残した馬は 繁殖としての価値を考慮してまだ走り盛りのうちに さっさと引退させられるのが昨今の流れなわけであります。 そんな中4年間きっちりローテーション守って ケガによる戦線離脱もなくG1路線で常に上位争いをしてきたわけです。 またトップロードを語る上で欠かせないのは 騎手・渡辺薫彦の存在です。 非常に地味な存在だった若手の騎手が この馬の上で成長していく姿は 「トップホースにはトップジョッキー」という風潮が 極端になりすぎている競馬界では新鮮に見えました。 騎乗に失敗した後などは 当然のごとく「渡辺降ろせ、うまい騎手を乗せろ」 なんて声があちこちからあがったのですが 沖調教師は降ろさせませんでしたね。 「人間を育てるのも調教師の仕事」と常に語っていたようで。 なんかこういう師弟関係っていうのも 最近の競馬では珍しいなと。 なんか漫画に出てきそうな。 そんなこんなで渡辺&トップロードは 3歳の時に菊花賞を勝ったっきり 結局再びG1を勝つことはなかったんですが 多くの人の心をつかんだようです 最後の有馬記念でファン投票1位になりました 。 当日は泣いている女の子も結構いましたし 声をあげて号泣しているオッサンもいたようです。 今まで何度も生で彼のレースは見てきたんですが 写真は撮ったことありませんでした。 自分の目に焼き付けることを優先してきたからです。 でも最後のこの日はカメラを持っていきました。 そして最後の最後でカメラ目線をくれました。 自分の人生観を変えてくれた馬がナリタブライアンならば 揺らぎ惑う自分を支えてくれた馬がトップロードです。 いろんな大切なものをいっぱい失った 一番つらい時に現れてくれた馬です。 それは僕の独りよがりな思いかもしれませんが それでもいいです。 とにかくありがとうです。 |