■ニセ日記■

ネットで日記公開してるような奴は
総じてダメ人間。

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プリンタ姉妹(03/02/12)



こんなワタクシもプリンタの一つくらい持っておりまして。



セイコーエプソン社のPM-800Cであります。
もう3年以上前のモデルではありますが、フチなし印刷が出来ないこと以外は
写真画質で大変きれいにプリントできます。

で、昨日とあるゴミ捨て場にプリンタが捨ててあるというので見に行くと
いろんな電化製品にまぎれて端っこが飛び出ていました



あ!PM-800Cじゃねぇか!
ちっきしょう、あんないいプリンタもう捨てやがってもったいねぇ。
贅沢なヤツがいやがるなぁ。

なんて思いながら引っ張り出してみると。
あれ・・・長いぞ・・・




ドーン!PM-3300C!A3対応プリンタ!
じゃないですか。
しかも外見はきれいだぞ、ひょっとして動くんじゃないのか?

手近なコンセントに試しにさしてみると
ヴォ〜ンとヘッドが動き出してスタンバイ状態に。
どうやら駆動系に問題はないようだ。
しめしめ、これならおそらく故障しているとしても
ヘッドがどうかなっているというやつだろうな。
・・・使えるぞ。

「もらってきます」一応許可をとってもってかえる。

家のパソコンにとりあえずつないで
ためしに競馬サイトの写真を印刷




ありゃ、ひでぇなぁ思ったより。
ノズルチェックをしてみると、やはり目詰まりがひどい。
それからはお約束の
クリーニング→ノズルチェック→クリーニング→ノズルチェック・・・・
そして一晩放置してインクが溶け出してくれるのを待つ。

ところでエプソンのプリンタはインクボタンを3秒押すと
クリーニングを開始するのだが、
「10秒押すと強力なクリーニングになる」・・・と
どっかのページに書いてあった。
そんなことたしか説明書に書いてあった覚えはないが
エプソンのサービスマンか誰かの言葉らしいので試して見る。
外から見ている分には普通のクリーニングと変わらないが・・・

で、ともかく目詰まりもだいぶましになって
カラー印刷も結構見れたものになってきたので
思い切ってけっこう高価なPM写真用紙を使って印刷して見る。




うむ、予想外に綺麗に印刷できた。
これならもうゴミ扱いはされまい。
6色のうちの1色にまだ目詰まりが見られるし
印刷もよく見るとスジが見られるが許容範囲内に収まっている。

まぁもうしばらくクリーニングなどやってみて
様子を見ていこうと思う。
どうしてもダメならヘッド交換をしてしまえばよい訳だし。
ちなみにヘッド交換の相場は1万くらいらしい。
元手がタダなのでコレくらいの出費は全然問題じゃないし。
なによりA3プリントできるのがデカイ。

良い拾い物をしました。
たまには得をしなければ・・・これっくらいは。





ナリタトップロード(03/02/06)


もっとさっさと書こうと思ったけど
なかなかね・・・





とうとうこの日が。
最初に見たのが1999年のきさらぎ賞だったので
かれこれ4年間見続けてきたのであります。

トップクラスの馬というのは、その強力な脚力のために
ケガによる戦線離脱、またそれによる引退が非常に多く
それでなくても良積を残した馬は
繁殖としての価値を考慮してまだ走り盛りのうちに
さっさと引退させられるのが昨今の流れなわけであります。


そんな中4年間きっちりローテーション守って
ケガによる戦線離脱もなくG1路線で常に上位争いをしてきたわけです。

またトップロードを語る上で欠かせないのは
騎手・渡辺薫彦の存在です。
非常に地味な存在だった若手の騎手が
この馬の上で成長していく姿は
「トップホースにはトップジョッキー」という風潮が
極端になりすぎている競馬界では新鮮に見えました。

騎乗に失敗した後などは
当然のごとく「渡辺降ろせ、うまい騎手を乗せろ」
なんて声があちこちからあがったのですが
沖調教師は降ろさせませんでしたね。
「人間を育てるのも調教師の仕事」と常に語っていたようで。
なんかこういう師弟関係っていうのも
最近の競馬では珍しいなと。
なんか漫画に出てきそうな。





そんなこんなで渡辺&トップロードは
3歳の時に菊花賞を勝ったっきり
結局再びG1を勝つことはなかったんですが

多くの人の心をつかんだようです
最後の有馬記念でファン投票1位になりました 。
当日は泣いている女の子も結構いましたし
声をあげて号泣しているオッサンもいたようです。




今まで何度も生で彼のレースは見てきたんですが
写真は撮ったことありませんでした。
自分の目に焼き付けることを優先してきたからです。
でも最後のこの日はカメラを持っていきました。
そして最後の最後でカメラ目線をくれました。




自分の人生観を変えてくれた馬がナリタブライアンならば
揺らぎ惑う自分を支えてくれた馬がトップロードです。
いろんな大切なものをいっぱい失った
一番つらい時に現れてくれた馬です。

それは僕の独りよがりな思いかもしれませんが
それでもいいです。
とにかくありがとうです。






 

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